2017年12月31日日曜日

今年最後の営業です。

本年の営業も最後となりました。

ご来店された皆様へ感謝いたします。

来年も、店主、スタッフ一同、皆様の健康と美容の

お力になるべく、精進してまいります。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。

皆様、よいお年をお迎えくださいませ。



新年は、1月2日(火)からとなります。

初売りイベントとして、ご来店の方へ

ご縁起 をお配りしております。

5,000円以上お買い上げで 福袋 を

差し上げています。

数に限りがありますが、ご来店お待ち

しております。



2017年11月21日火曜日

11月も後半となりました。気温が下がって朝晩つらいですね。いろんなタイプの冷え症があります。

久しぶりの投稿です。

少しバタバタしていました。

今月も子宝相談で見えられる方が多かったです。

寒くなってきましたので、温める漢方をお出しする機会が増えています。

三潴薬品では、温める漢方を3パターンに分けておすすめしています。

一番多いのは

「血」が不足して温めることができない「血虚」タイプ

漢方薬は「婦宝当帰膠」をお出しすることが多いです。

顔色が青白で髪がパサつきやすい、爪がもろいなどがあれば

おすすめしています。

二番目に

「血」の不足だけではなく温める「気」が不足している「陽気不足」タイプ

漢方薬では、「参茸補血丸」などをお勧めします。

普段から疲れやすい方、お腹が冷えている方にお出しします。

「婦宝当帰膠」では温まらない方にもおすすめです。

三番目に

「血」のめぐりが悪い「瘀血」タイプ

漢方薬では「冠元顆粒」などをおすすめします。

顔色がくすんでいる、あざができやすい、静脈瘤があるなどあれば

おすすめしています。

いろんな種類の冷えがありますので

気になる方は、ご相談ください。

2017年10月31日火曜日

明日から11月ですね。38歳の方から妊娠のご報告がありました。

早いもので、明日から11月ですね。

今日はハロウィーンということで、盛り上がっている

ご家庭もあることかと思います。


かぼちゃのオバケの飾りがあるとお子様たちが

喜んでいます。


今月も数名の方より、妊娠出産のご報告を受けました。

皆様、頑張られていたので大変うれしく思います。


今回は38歳の方の妊娠までの過程を記しました。


結婚4年目、妊娠、不妊治療は未経験。


妊娠を希望していたが、病院の検査で「ホルモンのバランスが悪い」

と言わた。

基礎体温をつけても高温期が無く、生理周期も不安定。

ホルモン治療を勧められましたが、抵抗があった。

昔から冷えがひどく、冬は靴下を履かないと眠れない、イライラしやすい。

赤ちゃんは欲しいけど、病院での治療が不安で不妊治療に踏み出せず。

30代後半になると妊娠確率は減ると聞いたので焦っていた。

漢方で身体を整えたいと考えご相談にこられました。

「妊娠しやすい身体つくり」が漢方の特徴です。
 
冷え性で、ホルモンバランスが乱れている状態は、漢方でいう

「腎」や「肝」という部位の働きがが弱っていると考えられます。

血液を貯蔵したり、赤ちゃんを産み、育てる力の基本となるこれら

の力が足りないと、赤ちゃんを授かっても、流産につながる可能性が

高くなります。

ホルモンバランスや、生理周期の乱れ、イライラを改善する漢方

を服用します。


それと、今回のお悩みのメインは「高温期がない」ということです。


この場合、排卵が行われていない「無排卵」が疑われるので、

卵子の育ちをよくする」漢方薬も必要となります。


服用後、ドロドロだった生理の経血がサラッとしてきたのと、

イライラが減ったことで喜ばれていました。

服用5ヶ月目で自然妊娠されて、とてもびっくりされてました。

しかし、育たずに流産(稽留流産)されてしましました。

残念ではありましたが、気を取り直していただきました。

赤ちゃんが授かれるくらいに身体のバランスが改善されたのは

大きいことです。

でも、また赤ちゃんを迎え、育てる力が弱かったのかもしれません。

そこで、さらに漢方を続けてみたところ、基礎体温はちゃんと

高温期と低温期がわかる、きれいな二層になりました!

すると、4ヶ月後に妊娠が確定しました。


今度は流産をすることもなく、順調に育っています。


元気な赤ちゃんと会えるのが楽しみですね。

2017年10月24日火曜日

台風が去り一安心ですね。子宝にもよいお灸。

はやいもので、10月も過ぎようとしています。

台風が去り、今日はお天気に恵まれました。(筑後地方)


少し寒くなってまいりましたので、今回はお灸のおすすめです。

三潴薬品には、せんねん灸などの一般的なお灸もありますが

「温灸器」と呼ばれる少し変わったお灸もあります。


お灸といえば、「火」を使うのですが直に皮膚に当たると

少し怖い方も多いようです。

「温灸器」は火は使うのですが、器具の中でやさしく燃える

ため、やけどをするような熱さを感じず心地よい熱さを

与えてくれることが特徴です。

火は器具の中で自然と消えます。(正確には、もぐさが燃え切って

なくなる)

お腹や首筋、耳などにあてると温泉に入っているようにポカポカします。


子宝で使用するときは、おへその周りと足の付け根の部分を温める

とよいです。

☆子宝によいツボ










2017年9月19日火曜日

40歳の方の妊娠報告を受けました。



はやいもので、九月もあと少しですね。




筑後地方は台風も過ぎ、よいお天気になりました。




40歳の方からの妊娠報告です。




ご参考になれば幸いです。








子宝相談でお見えになられた40歳女性の方の妊娠体験です。





自覚症状は冷え症、軟便気味。腰痛があります。




ここ4ヶ月間ほど生理周期、月経周期23日と短くなっています(以前は27日)。





生理痛はなくレバーのような塊がでることもありません。





生理は5日ほどで終わります。





以前に流産後に子宮筋腫の腹腔鏡手術をしました。





夫が単身赴任になり、なかなか子どもを作る機会に恵まれませんでしたが、





また妊娠に向けて頑張りたいと思っています。





子どもの頃からしもやけになったり、冷え症だったりと血流があまり良くないようです。





漢方薬 養血調経と補腎益精の2つをお勧めしました。





40歳前後のかたの相談なので、補腎(ほじん)薬を用います。





植物の王様・薬用人参と動物の王様・鹿の角が配合されているので





「参茸(さんじょう)」と名前の付く漢方薬です。





体の若返り、卵巣機能などに効果を期待しました。





養血調経は、血を整える働きがありますので、血流たっぷりで女性の





生理周期、子宝などに良い漢方(婦宝当帰膠)を出しました。





2ヶ月後、周期が23日から、26日に戻りました。体調も良い感じになり、





冷えが少しずつよくなりました。その後半年ほど服用していただき妊娠されました。





血液検査でアルブミン(血液中のタンパク質)不足が指摘されたので、





食事にも気をつけ漢方も併用したら、2ヶ月で生理の周期が戻りました。





その結果、妊娠できたのだと思います。妊娠5週目、安胎法として、





2つの漢方をお勧め。つわりがだいぶ治まったきました。





服用していたときには、むくみや足のだるさが軽かったです。





無事に男の子を出産しました。





妊娠中は高血圧にもならずに、調子が良かったです。





産後の肥立ち、回復も良い傾向です。





自然分娩の予定でしたが、3400グラムと大きくて急遽、帝王切開になりました。





「お陰様で、ほんとうに良かったです。相談して良かったです。」





とお褒めの言葉を頂きまして、とても嬉しく思います。





今後とも多くの方に役立てるように頑張っていきたいです

2017年9月5日火曜日

9月にはいりました。基礎体温高めの方の妊娠報告です。



早いもので、もう九月。




気温の差が出てきて体調を崩される方も多くみえられます。




今回は体温が高めの方の妊娠報告です。






30代後半から基礎体温が高めになってくるかたが、多く見えられます





卵巣機能の弱りや原始卵胞が減ってきていることなどで、FSHの分泌






が盛んになり、基礎体温は上がっていきます。





また、ホルモン療法などをしていれば、基礎体温表は全般的に高くなってきます。





例えば低温期は、36・5度前後、高温期は 37・0度前後くらいになります。





高温期の生理前に、毎晩寝汗をかいてパジャマを交換しなければならなかったり、


火照りがひどくなる人もいます。


通常は、陰虚火旺(いんきょかおう)で手足の裏が火照りやすいタイプに


多かったのですが、不妊治療や更年期を前にして、


「基礎体温が上がってくる」「口渇」「のぼせ」「ほてり」「痩せ」「肌の乾燥」


「月経周期が短い」かたの相談を多く見られるようになってきています。


なんとかして、基礎体温表が高めのほてりを鎮めて、


「卵がサウナ状態の子宮で妊娠しづらくならないように」


漢方を調節していきます。












先日「2ヶ月の服用で妊娠できました」という報告をがありました





このかたは、以前にPCOSとも言われて、2人目不妊で基礎体温


は乱れてました。当帰芍薬散なども服用したことがある。





低温期 36・5~36・6度、高温期 36・8~36・9度





排卵日が分からない。おりものはほとんど無い。胃腸が弱い。





ふくらはぎから下が冷える。排卵痛がある。





などありました。





あまり温めない漢方で活血(血の流れをよくする)することでうまくいきました。












詳しくはご相談ください。

2017年8月22日火曜日

妊娠中の養生法と漢方

お盆もすぎ、夏も終わりに近づいてますね。

最近は、妊娠の報告も多く喜ばしい日が続いています。

今回は、よく尋ねられる妊娠中の体のことと、養生について



妊娠中の胎児の変化について

◎妊娠初期(0ヶ月~4ヶ月 = 0週~15週)

この時期は受精卵が細胞分裂をくり返し、胎児を形成する時期です。

各種の化学物質やタバコ、アルコールなどの害が出やすい時期ですので、

気をつけましょう。また流産を防止する事が最重要です。

4週~6週:胎嚢(小さな袋)が確認できます。

7週~8週:心音が確認できます。まずは一安心です。

8週~9週:胎嚢が胎児となり尾も消えていきます。

◎妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月 = 16週~27週)

この時期は安定期です。

母親の感情が胎児に影響しますので、精神の安定を心がけましょう。

また、適度な運動も行い体重が増えすぎないようにしましょう。

胎教もよいと思います。

16週~19週:胎児が羊水の中で泳ぎ、手足が子宮にあたる事があります。

20週~23週:胎児が子宮の中で活発に泳ぎ、胎動を感じることがあります。


◎妊娠後期(8ヶ月~10ヶ月 = 28週~39週)

この時期は出産の準備をする時期です。

体調管理に気をつけて、出産の心構えをしましょう。

同時に産後の過ごし方や体調管理も考えましょう。

28週~31週:赤ちゃんらしい体形になり、脳も発達してきます。

32週~35週:体の器官がほぼ完成します。


妊娠中の健康管理に役立つ漢方薬

◎流産防止

妊娠初期は流産の防止が最重要になります。

特に心音が聞こえるまでは妊娠を安定させる漢方薬の服用が

望ましいと思います。

基本的な漢方薬:婦宝当帰膠+参馬補腎丸、松コウ泉 など

習慣性流産、不正出血が心配な場合は他の漢方と組み合わせます。

◎つわりの防止
妊娠初期につわりはよく見られる症状です。

個人差がありますが、ひどい人は吐き気で食欲もなくなります。

漢方薬でかなり防止できます。

※紫蘇ジュースなども有効です。

◎カルシウムの補充と骨粗鬆症

妊娠中はカルシウムの消耗が激しいため、カルシウムは普段の

1.5倍と多く取る必要があります。

カルシウムが不足すると産後の骨折や将来の骨粗鬆症がおきやす

くなります。また妊娠中毒や浮腫の原因にもなります。

お薦めの商品: カタセ錠

◎貧血の防止とビタミン・ミネラルの補給

 妊娠中は胎児に鉄分をとられるため、鉄分は普段の

 1.7倍多く取る必要があります。

 鉄分不足は疲れやすくなったり、めまいの原因になります。

 また未熟児や低体重児の原因になるという報告もあります。

 鉄分の吸収をよくして体調を管理するためには各種ビタミン

 ・ミネラルもバランスよく取ることが大切になります。

お薦めの商品: 婦宝当帰膠、ドックマンなど


◎便秘の改善

 妊娠中にお腹が大きくなると腸が圧迫されて便秘になります。

 妊娠初期に下剤を使うと流産の原因になる事がありますので、

 便秘対策は慎重に行う必要があります

 軽い便秘の場合: イサゴール若葉

 症状が重い人: 漢方薬を少量から使う


☆妊娠中の食事や生活について

 1.食事について

  妊娠中は食生活が特に重要です。

  上記のようにカルシウムや鉄分を十分に補給してかつバランス

  のよい食事をすることが大切です。

  また、食物繊維の多い食品もたくさんとりましょう。

 とりたい食材: 未精白の穀物(玄米、五分米、胚芽米、麦飯、雑穀など)

        各種野菜(ニンジン、カボチャ、小松菜、チンゲン菜、

             大根の葉、 ホウレン草、レンコンなど)

 
        大豆製品(豆腐、納豆、がんもどき、厚揚げ、味噌汁など)

        魚貝海草(イワシ、ししゃも、桜エビ、のり、ひじき、

             昆布、わかめ、もずく、ハマグリ、シジミなど)

        その他 (しいたけ、黒豆、黒ゴマ、レバー、チーズなど)

 避けたい食材: 生の物、冷たい物、動物性の脂(肉の脂身、ラード、

         卵、バター、ラーメン、ファーストフードなど)

        白砂糖の多い物(ケーキ、クッキー、チョコレート、お菓子など)

        辛すぎる物(唐辛子、キムチ、エスニック料理など)


2.日常生活について
   体重の増加には気をつけましょう。

   一般に妊娠中でも7kg~11kgの範囲の増加に抑えるように

   しましょう。太り気味の方は7kgくらいを、痩せている方は

   11kgくらいを目安にするとよいといわれています。

    無理なダイエットはせずに、栄養バランスの取れた食事と

    散歩などの軽い運動などで体重をコントロールしましょう。



2017年8月1日火曜日

8月ですね。猛暑が続きますね。排卵について

あっという間な気がしますが8月に入りました。

お盆がすぎれば、すぐお正月というお客様の言葉にも

納得してしまいます。

子宝を望まれるお客様が、この時期多く来店されます。

今日は、少し専門的なお話を。

普段、病院ではあまり聞けないことなので参考までに。


排卵誘発注射剤について
 
 
『排卵誘発注射剤:r-FSH、u-FSH、hMG』について
 
内服の排卵誘発剤(クロミッド、レトロゾール)で排卵が

認められない場合、排卵は正常に起こっても妊娠に至らない場合、

また高度生殖医療の採卵で、たくさんの卵子を得たい場合に

注射剤が使われます。
 
FSHとは、「卵胞発育刺激ホルモン」のことで、もともと下垂体から

分泌されているものです。

これを薬として使うことで、より効果の大きい「排卵誘発」を

することができます。 
 
またエストロゲン分泌が盛んになるため、子宮内膜が厚く作られます。
 
注射剤は従来「hMG製剤」と呼ばれてきましたが、今日では注射剤の中

には「hMG」「u-FSH」「r-FSH」の3種類があります。 
 
「r-FSH」は保険適応となりました。
 
 
r-FSH
 
リコンビナントとよばれる技術を用い、尿由来ではない、1

00%純粋なFSHの製剤で、現在国内では「フォリスチム」

「ゴナールF」という薬剤のみが保険適応になっています。
 
下のu-FSH製剤と比べて、若干コストがかかりますが、

純粋で夾雑物がありません。

LHは「LHサージ」で知られるように、排卵させるホルモンですが、

r-FSHには「LH」が全く含まれないため「卵巣過剰刺激症候群」

「多胎妊娠」の発生率が低下します。
 
一方で単独で使用した場合の排卵誘発効果が弱いため、

「クロミッド」や「フェマーラ」と組み合わせ、より身体に

優しく有効な排卵誘発を行います。
 
 
u-FSH
 
尿由来のFSH製剤で、下のhMG製剤と比べて、「LH」の含有量が

極めて少ないです。
 
「LH」は排卵前の卵胞期に投与されると強い卵巣刺激があります。
 
u-FSHはr-FSHと同様に「卵巣過剰刺激症候群」や「多胎妊娠」

の発生率を低下させます。
 
「クロミッド」や「フェマーラ」と組み合わせる方法は、

やはりr-FSHと同様です。
 
 
hMG
 
以前よりあった注射の排卵誘発剤です。
 
製剤によりLHの含有量が異なるため、なるべくLHの量が

少ないものを用います。
 
たくさんの卵子を採卵するためには最も効果的ですが、

「卵巣過剰刺激症候群」の発生に注意しなければならず、

また「胚移植」を行わない、タイミング法、人工授精(AIH)では、

多胎妊娠のリスクが高くなります。
 
 
排卵誘発剤の副作用を軽減しつつ効果を高める「ショウキt-1」

たんぽぽ茶ショウキT-1は糖鎖が主成分の商品です。
 
糖鎖は子宮や卵巣のホルモンレセプターです。
 
たんぽぽ茶ショウキT-1を服用する事により子宮や卵巣のホルモン

レセプターを増やします。
 
 糖鎖を摂取する事によりホルモンレセプターの数が増えると

排卵誘発注射剤の効果が上がり

少量の薬剤で優位な効果が得られ身体への負担が少なくなります。
 
病院にて治療されている患者様にもたんぽぽ茶ショウキT-1は有効です。

ご不明な点はお尋ねください



2017年7月20日木曜日

妊娠と肥満について

本日は妊娠と肥満についてご紹介させて頂きます。
 

せすぎが原因で不妊に悩む女性がいるのは、広く知られていますが、

実は肥満も不妊の原因になるらしいです。
 
痩せすぎの方は、女性ホルモンのエストロゲンの不足や過度な

ダイエットが原因で 排卵障害を起こして無排卵

になる方も増えています。



一方、肥満の方の原因は、逆のケースになります。

肥満によって、体脂肪が増加し、その結果として、ホルモンバランスが

崩れてエストロゲンが過多となってしまうのです。
 
女性ホルモンの「不足・過剰」ともに不妊の原因になりえるのです。

また肥満の方は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

になりやすく無排卵の原因になります。
 
肥満の方は、たとえ妊娠したとしても、妊娠性糖尿病などの

出産のトラブルも多いですので、妊娠前から無理のないダイエットを

お勧め致します。


(BMIは22ぐらいが適正だと言われています。)
 
日本肥満学会ではBMI25以上を「肥満」としているのに対して、

日本産婦人科学会ではBMI24以上を「肥満」としています。
 
赤ちゃんがほしい方は日本産婦人科学会の方を参考にすれば
よいのではないでしょうか。
体に負担をかけやすい食事制限ダイエットは、免疫力を低下させて
しまうので要注意! 
免疫力が低下すると風邪にもかかりやすく、治りにくいという
悪循環に陥ってしまいます。

また基準が変わり「妊娠糖尿病」が増えています。

日本産婦人科学会でが妊娠初期と中期に妊娠糖尿病のスクリーニング

を推奨しています。

スクリーニング法には随時血統や空腹時血糖を用いる方法、

および50gブドウ糖負荷試験を用いる方法があります。

妊娠糖尿病:75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断。

空腹時血糖値  92mg/dL 

②1
時間値  180mg/dL   

③2
時間値   153mg/d


少し難しいお話でしたが、参考になればと思います。

肥満のお悩みは漢方薬のサポートである程度解消されます。

ご相談くださいませ。

久しぶりの投稿です。 抽選会のお知らせ。

7月も、もう後半となりました。

暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか?

熱中症や夏バテには、注意したいものですね。


さて、7月19日~7月23日まで

毎年恒例の抽選会を行っております

3000円お買い上げごとに1回抽選できます。

空くじはありませんので、何かはあたります。

よろしくお願いいたします。


パソコンが不調で更新できていませんでしたが

めでたく、買い換えましたのでまた

皆様のためになる情報を発信できればと

思っております。


2017年5月21日日曜日

AMHが低いと お悩みの方へ。



ここ数日、夏のような気温が続きますね。



熱中症対策をしっかりしたいところです。



5月も子宝相談でご来店される方が多くみえられます。



今日は、AMHについて。



AMHって聞いたことありますか?




AMHとは




AMHは「アンチミューラリアンホルモン」の略で、発育過程にある卵胞から




分泌されるホルモンです。




この値を測ることによって卵巣内にどれぐらいの数の卵子が残されているかが




ある程度予測とされています。




そのため、検査の結果が良くないと「妊娠できる可能性が低いのでは」と




不安になる人も多くいます。






但し、これはあくまでも卵子の数を予測するものであり、卵子の質については




全く関係ないです。




数が少なくても質の良い卵子であれば妊娠の可能性はじゅうぶんにあるので、




あまり悲観的になる必要はないと思われます。




ただ、数も少ない上に質も良くないとなれば当然妊娠は難しくなるので、




少しでも卵子の質を高めるための努力はしておいた方がいいですね。




個人差はあるものの、卵子の質は年齢を重ねるごとに落ちてきます。




20代と30・40代の女性の妊娠率に大きな差ができるのはこのためで、




仕事を続けたいがために妊娠を先送りにしていた女性が不妊に悩む




ケースが少ないことが記事になっていました。





卵子の質を高めるには




卵子の質を高めるには、体を温めることが大切です。




体が冷えると卵巣の機能が低下して良い卵が育たないので、十分な睡眠・栄養バランスの




とれた食事・筋肉を鍛える運動を心がけて体温を上げましょう。




また、生殖細胞の呼吸装置である「ミトコンドリア」の数を増やすのも効果的です。




新陳代謝を活発にして細胞分裂を促し、質の良い卵子づくりをサポートしてくれる




ミトコンドリアは、不足すると必要なエネルギーを生み出すことができず、




卵子の元になる卵母細胞の傷も修復できなくなります。






対策としては




まずは、身体を温める簡単な方法として温灸があります。




ほんのり温かく、皆さん体験した事のない温かさに




リラックスされています。






また、ミトコンドリアの数を増やすものとしてたんぽぽ茶です。




沢山の種類が発売されていますが、




たんぽぽ茶ショウキT-1の有効成分であるアミノ糖は、細胞の中で




ミトコンドリアや小胞体に作用して、細胞を活性化する働きがあります。




それが卵子の活性化にもつながると考えられています。





2017年5月9日火曜日

漢方周期療法での妊娠です。



ゴールデンウィークも終わり、日常が帰ってきました。



連休中も漢方相談のお客様より妊娠出産報告をうけました。



かわいい赤ちゃんの写真もいただきました。



おめでとうございます。




今日は、漢方周期療法を使った方の妊娠報告をご紹介します。



子宮内膜症・子宮筋腫・排卵障害・着床障害と言われた方です




年齢は40歳でした。



基礎体温は低温期と高温期がはっきりしない。体温の上下が激しい。 




月経は茶褐色のかたまりが出るだけで、鮮血の日はない。




顔はほてりやすく、下半身は冷えている。上半身に汗をかきやすい。 



イライラして興奮しやすい 疲れやすい。便秘がひどい。 食欲がない。




などのお悩みあり。




まずは 体に起こっている問題を改善するための漢方薬を用い、




基礎体温や月経の状態が改善されたところで、本格的に漢方を



開始します。




このかたは、子宮内膜症と子宮筋腫で内膜の状態がかなり悪く、



非常に着床しづらい状態でした。




そのため、よい血を増やし、血のめぐりをよくする「婦宝当帰膠」を



毎日服用しつつ「血をめぐらせながらほてりを取る効果」もある 



漢方薬を続けて使い子宮内膜を正常な状態に戻す手助けをしています。






そして月経が終わってから排卵までの約1週間は女性ホルモンの働きを高める




「高級生薬を使った補陰の漢方薬」 高温期には 「体を温め、体力をつけな



がら血を補う」漢方薬を用いたところ、かなり質の良い卵子が育つように



なりました。




このかたは、無事着床したあとも、内臓の状態はやや不安定で



ときどき出血がみられたため




流産を予防するための漢方薬をのみ続けていました。



めでたく無事に出産されました。

2017年5月2日火曜日

近頃、多くみえられます。「ばね指」と漢方治療。

春だからというわけでもないのですが、

近頃、「ばね指」で相談にみえられる方がちらほら。

「ばね指」は

 指がうまく曲げられなくなったり、伸びなくなる症状です。

指を動かす腱の周辺を覆っている腱鞘の炎症から痛みや

動かしにくいという症状が出てきたりします。

もともと良く動かす部分は単純で頑丈にできているのですが、

指を良く使ったり、手首を使ったりしていくうちにこの腱鞘に

炎症が出てきてしまい、つらい思いをされているという方も

多い症状です。

病院では鎮痛剤や傷んでいる部分に注射をして炎症を抑えたり、

どうしてもの場合は手術をします。

しかし再発してくる方も少なくありません。


漢方薬にも、「ばね指」に効果のよいものがあります。

「麻杏薏甘湯」

という漢方をよく出します。

この処方は肘から先や足首から先の単純な筋肉の構造の

部分のところに使われる処方です。

炎症をとる働きもあります。
ばね指や腱鞘炎の場合はこの処方にうっ血を解消する

「田七人参」を併用します。

お悩みの方はご相談下さい。

ゴールデンウィーク中の営業について。

5月に入りました。

先月は、年一回のお得なイベントに多くのお客様が

ご来店いただきまして、ありがとうございました。

さて、

ゴールデンウィーク中の営業ですが、

三潴薬品は、通常営業です。

漢方のご相談も通常通りです。

よろしくお願いいたします。

2017年4月20日木曜日

最近よく耳にします 「多核胚(たかくはい)」 とは?

今年は、寒暖差の激しい日が続きますね。

またまた、久しぶりの更新です。

あす(4月21日)まで、風船割りイベントをやっています。

3000円お買い上げごとに1回、できます。

中から、割引券が出てくる、とってもお得なイベントです。



春は、子宝相談が増えます。

今回は、体外受精や顕微授精をやっている方向けのお話しです。

「多核胚で移植できなかった。」ということをよく耳にします。

では、多核胚とはなんなのでしょうか。

 体外受精でも、顕微授精でも。

 受精したら、すべて赤ちゃんにつながる「良い卵」ではありません。
 受精はしたものの、赤ちゃんになる前に細胞分裂が止まることもあります。

受精してから二日目は卵が4細胞になっている事が理想です。
そして、4細胞の細胞1個1個に、本来なら、「核」が1個ずつあるはず。
 この「核」はとても重要で、私たちの身体の表面から内部まですべての
「遺伝情報」が保存されている場所です。
大抵は細胞1個につき、1個の核が含まれます。
ところが、卵の細胞の中には、核が2個以上ある「多核」と呼ばれる細胞が

時々出現します。
この「多核」の卵が問題で、「遺伝情報」が含まれている「染色体」を調べてみると、

多核の場合、8割ぐらいが異常がある。
そして、2割ぐらいは正常な卵も存在する。

だけれども、「多核」で「正常」な卵を胚移植しても、妊娠率はほぼゼロだそうです。

論文では、
「受精して二日目に多核を確認した場合、胚移植も染色体検査もする必要はない」
となっていました。


この「多核胚」の原因は、はっきりとはわかっていませんが、『卵子の質』と

の関係を言われる先生もいます。


当店の「ショウキT-1プラス」や「亀鹿仙」は卵子の質を

よくする働きがあるといわれています。


体外受精や顕微授精をする際には、力となってくれると思います。

2017年4月10日月曜日

無月経・無排卵と多嚢胞性卵巣から妊娠へ  

更新がだいぶ開いてしまいました。

先月末に突然起こったぎっくり腰に悩まされていました。

やっと、苦しみが過ぎました。

先日もうれしい報告がありました。
 
38歳の方、31歳の方、35歳の方です。
 
いずれの方もお体に不安を抱えての妊娠だったので大変うれしく思います。
その中でひとつ体験談を書きます。
 
35歳の方の妊娠の体験談です。
 
無月経、無排卵で婦人科でホルモン剤を処方されていました。
 
排卵誘発剤を使っても、排卵しなかったり、薬での治療が長期間になることに
 
不安を感じ、漢方での体質改善を試してみることに。
 
何度か薬を変えながら1年程服用。服用開始後しばらくして、自力で
 
生理が来て、短いながらも高温期もありました。
 
その後、約2ヶ月後に再び自力での生理があり、高温期も前回より
 
数日長くなりました。服用開始から1年程経ったところで、基礎体温が
 
高くなったため、「今回も排卵できたんだな」と思っていたところ、
 
高温期が2週間以上続き、妊娠することができました。
 
この方は約5年も自力で生理が来ていませんでした。
 
漢方を飲み始めておりものが出るようになり病院では
 
多嚢胞卵巣が改善していると言われたそうです。
 
もともとの体つきが細く、体重を増やすために食事の改善と「気」を
 
補う漢方を飲んでいただきました。同時にホルモンをよくする
 
「腎」を補う漢方と「血」を改善する漢方を飲んでいただきました。
 
先日、無事出産の報告を受けました。

2017年4月4日火曜日

新年度になりましたね。

少し間があいてしまいました。

いよいよ、あたらしい年度のはじまりですね。

これから、新しいことを経験する方も多いのではない

でしょうか。

楽しみですね。

新生活では、楽しみも多いのですが、気疲れも

多いですよね。

すこしでも楽に過ごしたい方へのおすすめがあります。


「五加参EX」と「双参」という漢方薬です。

どちらも、リラックス効果に優れています。

お湯に溶かして飲むとお菓子みたいに

甘くて優しい味で身体がじんわり癒されていくのを

実感していただけます。

リラックス効果以外にも

疲れをとったり、体温の調節をしたり

慢性の痛みなどにもよいです。


お試しくださいませ。



2017年3月20日月曜日

フラワーセールについて。お詫びです。

今日は、雨が降って気温が下がりましたね。

少し肌寒い感じです。

風邪に気をつけてくださいませ。


3月19日から、お花の交換予定でしたが、

業者様との連携がうまくいかず、本日お花が

到着いたしました。

特に、遠方から訪ねてこられたお客様には、

ご迷惑おかけしました。

連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。

3月23日まで交換しておりますので

よろしくおねがいいたします。



2017年3月14日火曜日

生理が来ても基礎体温が下がらない。不妊との関係。

今日も少し暖かいですね。

筑後地方は晴れて気持ちのよいお天気となりました。

花粉症の方には、つらい気候だとは思いますが・・・

さて、今日は不妊症のご相談でも少なくない

「生理が来たのに体温が基礎体温が下がらない」ことについて。

この状態には二つのパターンがあり、生理が来てからすぐには下がらず、

ゆっくりと体温が下がっていくケースと、一度大きく下がるけれど3日目ぐ

らいに上がるケースがあります。



生理は体のお掃除でもありますから、しっかりと最初から"熱"も出て行って

くれた方がいいのですよね。

医学的には黄体ホルモンの値が高いと考えられるのかもしれませんが、

この状態が顕著な方はLUF(黄体化非破裂卵胞)やPCO(多嚢胞性卵巣)の

可能性もあるように思います。

なお、生理のように見えても妊娠していて、基礎体温が下がらずに

不正出血状態となっていることもあります。

この場合は体温は高温で一定となります。

では、漢方的に基礎体温が一気に下がらない原因を考えてみると、

やはり"熱"が上手く排泄できなかったと捉え、巡りの悪さがあるとします。

「血」の流れが悪い「瘀血」、もしくは「気」の流れが悪い「気滞」があると

起きやすいとされるのです。

もともと生理時は、「気血」の巡りを良くする必要があるとされますが、

体温が下がらない、途中で一度上がってしまうという方は、この「瘀血」

「気滞」対策を十分に行わなければなりません。

具体的には「冠元顆粒」などを使うとよい結果が出るでしょう。

あくまで基礎体温は一つの目安程度と考えつつ、

生理時にキレイに体温が下がり安定する状態を目指して、体のケアに

取り組んでみて下さい


※ただ年齢が40前後の方でこのような状態が続く時は「卵子」の働きが低下

していたり、排卵後の黄体が白体にスムーズに移行しない場合が

考えられますので「卵子」を元気にする「ショウキt-1」「亀鹿仙」や

ホルモンの切り替えをスムーズにする漢方を使います。

2017年3月13日月曜日

春の冷えには、「ニラ」がよいそうです。子宝にも役立つ食材。

3月も半ばに入りました。

本当にあっという間に時がすぎますね。

今日は、不妊症や冷え症によい食材の情報を

仕入れたので書きます。
 

春の冷え症には「ニラ」を食べることをおすすめします。

ニラは、漢方で「韮菜(きゅうさい)」と呼ばれています。

ニラの旬は、3~5月です。

朝食にパンとコーヒーを食べると「不妊体質」を作る事を
 
いろいろな方が言ってるのを耳にします。
 
そこで!!!
 
朝食にご飯とニラの味噌汁を食べましょう。

そうすると身体の冷えが取れ、元気が出ます。

春のニラは、柔らかで香りが良いです。

ニラのにおいの素は、「硫化アリル」と言い「栄養剤」に入っています。

ビタミンAやBも多く含まれています。

さつまいもやごぼうもそうですが繊維質も多く、お腹(特に子宮や卵巣)
 
を温める作用があるので、不妊症や便秘にお勧めです♪
<ニラの効き目>
冷え症、不妊症、勃起障害(ED)、性欲減退、便秘、下痢、
 
食欲不振、疲労等の改善。
ニラを使う「餃子」は、「食」べて「交」わると「子」が出来る!

というジンクスを持つ食べ物です。ご夫婦で朝食にニラの味噌汁を食べ、夕食に餃子を食べれば

子宝にも恵まれやすくなるはずです。

暖かくなると男女共にホルモン分泌が盛んになります。

後にはゴールデンウィークもある事ですし、元気な精子と卵子を

今から作りたいものですね。


※お仕事されている方や「ニラ」が苦手な方は、控え目に。
 

2017年3月10日金曜日

花粉がすごいですね。漢方薬もよく効きます。

今日は春らしい天気で、気持ちがよいですね。

しかし、花粉症の方にとっては深刻で、非常につらい一日を過ごされている

ようです。

花粉症は漢方薬が得意とするものでもあります。


「小青龍湯」は、鼻水の代表的な処方です。

くしゃみ、鼻水が出るときに使うとよく効きます。

「涼解楽」は、皮膚や粘膜に花粉がくっついて刺激感や痒みが

出てきた時によく効きます。

ムズムズ、目のごろごろがで始めた時に服用すると5分ぐらいで

症状が緩和されます。

また花粉の量が増えたら3時間か4時間ごとに服用すると、1日2回

ぐらいの服用で症状は楽になります。

「当帰芍薬散」は、もともとは婦人病の冷え性や血の道症、また妊娠時

の腹痛などに使われる処方ですが、鼻の薬としても鼻のぐずりを

解消する処方としても使えます。

これは鼻の粘膜の血行とむくみを解消する作用があるからで、

この処方だけで花粉症の症状が出なくなったという方がずいぶんと

あります。男性にも使えます。

これらの漢方と一緒に服用するとよいものがあります。

「衛益顆粒」という粘膜を丈夫にする漢方です。

花粉セットとして当店で販売しています。

新薬で対応しきれないときはこれらの漢方が活躍してくれます。

春めいてきました。子宝相談について

3月に入り、ようやく春めいてきました。

花粉症の方が大変多く、苦戦をしいられていらっしゃいます。

今日は子宝相談について。


春は子宝のご相談が多く見えられます。

三潴薬品の子宝漢方相談には、

タイミング療法や人工授精や体外受精・顕微授精など不妊治療の
 
成功率を高めたいという方、体外受精を勧められているけれどため
 
らっている方、できれば自然妊娠したい方、からのご相談が多いです。

不妊治療を受けても妊娠できないのは、

単に治療法が悪いとか確率の問題だけではありません。
 
卵子の質や着床など他の問題があると考えられます。
 
もちろん年齢的な問題もありますが、卵子の質や子宮環境は必ずしも
 
年齢だけで決まるものではありませんし、

体質・食事・生活習慣・ストレスなどさまざまな要因があります。

まだ妊娠できる状態ではない準備不足の体に、

不妊クリニックなどの治療をうけても結果がでないと嘆いて相談に
 
来られる方が漢方薬や生活習慣の改善を続けた結果、自然妊娠する
 
こともめずらしくありません。

また、体外受精を何度も繰り返すうちに体がダメージを受けてしまい、
 
本来の妊娠力が低下してしまっている方も少なくありません。

体外受精は、体の負担、費用、そして成功率を考えると、体を整えた
 
万全の状態で臨んで、なるべく少ない回数で成功させるのが望ましいでしょう。

漢方では妊娠力が低下した体を良い状態へ導くことで妊娠力を養います。

先日も数名のお客様が漢方をのまれて、しっかり身体づくりをしてから
 
体外受精をしたところ1回目で妊娠したとの報告をいただきました。
 
飲んでよかったと大変喜ばれていました。

三潴薬品では専門家によるカウンセリングで、おひとりおひとりに
 
寄り添って妊娠しやすい体づくりを目指します

 

2017年3月2日木曜日

3月になりましたね。旅立ちの月ですね。フラワーセールのご案内。

3月になりました。

卒業シーズンです。

少し寂しい気持ちになる季節です。

ご身内の方が遠くへ行ったり、お子様が独り立ちしたりと

いろいろあると思います。


しかし、3月はお花の季節でもあります。


三潴薬品では、毎年3月19日~3月23日までフラワーセールを

行っております。

2月下旬から500円お買い上げごとにお花の券を一枚お配りしています。


お花の種類によりお花の券20枚~交換できます。

引き換え期間は3月19日~23日までです。


お花の交換には当店のポイントも使えますので

お花の券で足りないときはご利用ください。


本日はご案内のみでした。



2017年2月24日金曜日

39歳の方からの出産報告。流産を数回繰り返していた方でした。

2月は、日にちが少なくあっという間に終わる感じです。

気づけばあと5日。

春が少しづつ近づいていますが、気温は低めです。

風邪の方も多いのではないのでしょうか?

今月は妊娠出産報告が多い月でした。

妊娠してからの養生法をよく尋ねられます。

中でもコーヒーをのんでもよいか という質問が多いです。

いろいろ、意見はあると思いますが、

1日1~2杯薄めでしたら大丈夫とはお話しをします。

できれば、麦茶がよいとは思いますが、

適度なカフェインはリラックス効果があり、妊娠中の不安を

和らげてくれます。

紅茶、緑茶もカフェインですので同様に。


今日は39歳の方からの出産報告がありました。

妊娠はするけれども、流産を4回くりかえして不安に

思われてる方でした。

病院では、異常がないと診断されています。

まずは、子宮の中をきれいにする漢方。

子宮内膜の厚みを増やしてふかふかにする漢方。

年齢が40近いので卵の質をあげる漢方を

飲んでいただきました。

すると、6ヶ月ほどで妊娠されました。

そこで、今度は流産を予防する漢方。

ひとつは、血栓をつくる因子を改善する漢方。

もうひとつは、妊娠を継続しやすくする漢方

を飲んでいただきました。

その後は、無事に心拍を確認でき一安心でした。

6ヶ月ほど続けていただき様子をみていただくこととしました。

今日無事、出産できました。

との報告を受けてうれしかったです。


2017年2月13日月曜日

口の乾燥や目の乾燥の漢方薬。

気候が不安定で、風邪をひいてる方が多く来店されます。

今回は口や目の乾燥について。

こういう状態を「シェーグレン症候群」といいます。

これは自己免疫疾患のひとつです。

「シェーグレン症候群」とは、目や口、膣などの粘膜から分泌される

分泌腺(涙、唾液など)が慢性的な免疫的過敏によって炎症が続いて

しまう病気です。難治性疾患のひとつです。

病院での治療はステロイド剤による対処療法が一般的になります。

漢方薬では、この病気は胃腸系に問題があり、胃腸系の粘膜に

トラブルがある状態(これを専門的には脾陰虚といいます)と考えて

胃腸、特に腸を丈夫にする漢方薬を使います。

おそらくはこういった自己免疫疾患も腸内細菌のバランスと関係している

という考えもありますから、腸を丈夫にしていくのは根本的な治療のひとつ

と言えます。

相談を受けていますと、3か月ぐらいから効果が現れ、半年ぐらいで

体のだるさやほてり感、粘膜の渇きがよくなっていくようです。

漢方薬では参苓白朮散や健脾散がメインの処方になり、加味平胃散は

補助的に使っていきます。

炎症がひどいときは虚熱を取る知柏地黄丸を使います。

上手くいけば1年ぐらいでかなり元気になられています。
この自己免疫疾患の患者さんは特に、乳製品、小麦を使ったもの、砂糖、

トマトは厳禁で、これらを取ると病状が悪化する方が多いです。

食生活も大事な養生となります。

2017年2月12日日曜日

子宮内膜が薄い方の漢方。子宮内膜の質も大事ですよ。

年明けから、病院での不妊治療を再開されているかたが

よくみえられます。

子宮内膜が薄いというご相談もよく受けます。

子宮内膜は受精卵が着床する大事な部位です。

その厚さを測定し、10mm以上あると良好と判断されます。

体外受精をして受精卵を戻す際に8mm以上ないと戻さないと決めている

病院もあるようです。

しかし、子宮内膜は厚さがすべてというわけではありません!

子宮内膜が赤ちゃんを迎え入れるベットだと考えると、いくら厚さがあったとして

も質が悪く堅いベットであれば、そこにもぐりこむ気にはなりません。

逆に薄くともふかふかベットであれば、入りたくなるかもしれませんよね。

よってその質が大切だと感じます。

さてその子宮内膜を厚くするホルモンはエストロゲンであり、このホルモンの

分泌は原則として卵子の成長と比例関係にあります。

よって、卵子の成長が順調な周期には良い子宮内膜が形成されるはずです。
ですから、「子宮内膜が薄い」と病院で言われたとしても、その周期がたまた

まそうだった可能性もあることは覚えておくといいと思います。

良い卵胞が育てば、きっと良い子宮内膜が出来上がります。
逆にいえば、むやみにエストロゲン製剤を飲んで、形だけ子宮内膜を厚くして

も妊娠の確率が上がることは少ないと思います。

そして排卵誘発剤には子宮内膜を薄くする副作用がみえられます。
ちなみに子宮内膜が剥がれ落ちるのが生理ですから、生理の量が少なかったり、

塊が多い場合にはその状態もあまり良いとは言えないでしょう。

まずはこのような点を踏まえながら、慢性的に子宮内膜が薄いという方や、

排卵誘発剤を使った周期で体外受精で新鮮胚を戻すことを考えている方などは、

漢方薬の服用を検討していくと良いでしょう。


一般的に子宮内膜が薄い場合には、漢方的には大きく分けて二つの体質が

原因と考えます。

一つ目は「血」の不足。

子宮内膜は「血」から出来上がっていますから、その不足は厚さに大きな影響を

与えてしまいます。よって「血」を補う漢方である「婦宝当帰膠

などが、その対策に使用されます。

もう一つのは「血」の巡りが悪い状態です。

子宮内膜には絶えず新鮮な血液が流れ込み、ホルモンを運んでいます。

その流れが悪ければ子宮内膜も薄くなってしまうことは必然でしょう。

その改善方法としては「血」の巡りを良くする漢方「冠元顆粒」などが使われます。

この二つの体質を優先的に考慮しながらも、その方の年齢を含めた体の状態を

見極めて服用する漢方薬を決めていきます。

特に40歳代の方などは、「腎虚」(生殖力の低下)体質も考えながら検討します。

以上のように子宮内膜の厚さを決める要素は主に「血」の状態です。

「血」を増やすためには、貧血に良いとされている食材(レバーや鶏肉、赤身の魚、

ほうれん草や小松菜、ドライフルーツなど)を十分に摂り、「血」の巡りを良くするた

めに、適度な運動を行い、血液サラサラに良いとされる食材(青魚、酢のもの、海藻、

ネギ類など)を豊富に摂っていくことが重要です。

ぜひこういった生活養生にも気を配りながら、漢方薬を服用して、良い子宮内膜

を作りたいものですね。

2017年2月8日水曜日

子宮内膜症の方が多くみえられます。

今回はご相談の多い子宮内膜症について。

 病院で治療をうけているけどあまりよくならない方も多くみえられます。



 月経痛がひどい人は一度チェックを!
 

子宮内膜は本来、子宮の内膜を覆っている膜をいいます。
 

妊娠しなければ毎月ホルモンの作用で剥がれ、出血して体外に排出されます。
 

それが月経と言われています。
 

その子宮内膜と同じ組織が、卵管や卵巣、腹膜、膀胱、膣、直腸など、子宮

以外の部位にできてしまうのが子宮内膜症です。
 

まれに肺にできることもあります。
 

この組織は本家本元の子宮内膜と同じように月経のたびに出血を起こします。
 

症状は強い月経痛月経時の下痢、血便、月経時の血尿、子宮全体が硬く腫れ

月経痛が激しいなど。
 

なかでも妊娠に影響が出てくるのは卵巣にできたときや、出血が繰り返される

ことで卵巣や卵管周囲に癒着が起きる時です。卵巣にチョコレート嚢腫が

できると排卵しにくくなります。

卵管周囲に癒着が起これば卵管が詰まることもあり、また卵管采周囲に

癒着が起これば卵子をつかまえられなくなります。
 

さらに症状がひどくなると、子宮、卵管、卵巣など骨盤内の組織が強力な

癒着でひとかたまりになり、骨盤壁ともくっついて「凍りついた骨盤」に

なってしまいます。
 

これでは、ほとんど妊娠は望めません。

 漢方では部分的に治療するのではなく、身体全体をみて調子を整えていく


やり方をします。

 子宮内膜症は、ストレスなどの自律神経が関係する「肝」、ホルモンや免疫系


関係する「腎」を整えることを中心に治療していきます。



ストレス等で肝の機能が低下すると気の流れの滞りがおこります。


このために子宮外で内膜が増殖すると考えられます。

また、「瘀血」と呼ばれる血の滞りがおこり、痛みを引き起こします。
 

漢方薬は気の流れを良くする『逍遥散』等を、血液の流れを良くする

『冠元顆粒』等をもちいます。


腎の機能が低下したために、本来、子宮内で増殖するはずの内膜が子宮外で


増殖してしまうと考えられます。

この場合、腎の機能を強化する「補腎」の作用のある『参茸補血丸』など

をもちいます。漢方での治療では、根本治療として肝と腎の状態を良く

することと、痛みなどの対処療法として瘀血を取り除くように血流を

改善します。また貧血がひどい時には『婦宝当帰膠』、出血がひどい時

には『田七人参』等を併用します。

他にも漢方薬はいろいろありますので、あくまでも参考程度に。

ご相談お待ちしております。

2月に入って初めての更新です。妊娠したら気をつけること。

久しぶりの更新になってしましました。

2月に入り妊娠の報告が多くなってきましたので

妊娠中気をつけることを書きました。



1.身体を冷やさない事

  腹巻をして、ズボンをはいて下さい。
  靴下を必ずはく事。
  冷たいものを口に入れないでください。
  お腹が冷えるということは、子宮を冷やすということです。
  お仕事の時はお腹にカイロを貼って外出してください。
  (お腹の赤ちゃんが暑がることはありません)
  特に産婦人科にて子宮が冷たい、硬いと言われたことがある方は注意です。
  冷えは逆子の原因にもなります。

2. お手洗いが近くなっても我慢をしないですぐにトイレに行くこと。
   膀胱炎になりやすい時期です。
   また外出先でのビデは使わない事。
    利尿目的でショウキをしっかり飲んで下さい。

3. お腹を温めてください。
   温灸は問題ありません。(電気を使った温熱器は注意をしてください。)
   赤ちゃんがよく動いてくれます。

4.  根菜類を積極的に摂ってください。便秘になりやすくなります。

5. 重たいものを持たないでください。
   病院では通常の生活をしてよいと言われますね。
   通常の生活と言われても困りますよね。
   ゴミ出しやお布団を干したり片づけはご主人にお願いしましょう
 
 6. 温泉や公衆浴場はやめてください。
   どこで何をもらってくるか分からないですからね。
   今は免疫力が落ちやすい時期です。

7. 職場で誰か知っていてもらってください。
  膀胱炎、出血によって緊急入院することがあります。
  入院すると一週間以上退院出来ない事もあります。
  仕事に影響が無いように不妊治療を頑張っていたかもしれません。
  しかし、頼ることが出来るなら信頼できる人に頼るのも大切です。
  前もって心配事をなくしておきましょう。
 
8. アルコールの摂取は厳禁です。

9. 甘いもの(白糖)を口に入れるのを避けて下さい。

10.  外泊する時は、温かい格好で。
   お風呂にしっかり入ってください。
 
11. 電子レンジやスマフォの利用は最低限にし、電磁波から身を守る。

12. 薬の使用の際はご相談下さい。
    虫刺されの際のムヒにはステロイド入っていますので、ご注意下さい。

これらを守ったからと言って流産しないとは限りません。
しかし、出来る事は全部してあげてください。

今まで当たり前のように口に入れていた物をもう一度見直してください。
妊娠経験のある女性の40%が流産経験があります。

かわいい赤ちゃんに出会えることを願っています。
 

2017年1月23日月曜日

今朝は、雪でした。 妊娠した方の症例。

寒いと、毎回のようにお伝えしていますが今日も本当に寒いです。

寒さ予防に、「五加参」を服用してます。

甘くておいしいですよ。


今回は、多のう胞性卵巣症候群のある方から妊娠の報告を受けた

ので、許可をもらって書きます。

35歳、結婚5年目

病院検査で多のう胞性卵巣症候群と診断されました。

排卵が困難で、生理は不安定。

体格はやせ形で顔色は白い。

生理は2カ月~6カ月に1回。

生理がきたら、偏頭痛がくる。

便秘あり。ガスもよく出る。

クロミッド服用中。

漢方では腎虚(卵が育たない)瘀血(血のめぐりが悪い)気滞

を考えてお薬を決めました。(ここでは言葉を短くしてます)

お薬は参茸補血丸、逍遥丸、桃核などを飲んでいただきました。

このお薬で生理がくるようになりました。

排卵困難も改善したので体外受精をされました。

服用されてから、10カ月目で妊娠されました。

(お薬は途中少し変えてます)

体外受精のときは、卵の質をよくするためにショウキt-1も

一緒に飲んでいただきました。

現在6カ月目ですが順調とのことでした。


漢方だけでも排卵困難が改善されたという1例でした。


かわいい赤ちゃんに出会えることを願っています。

2017年1月13日金曜日

寒さが続きますね。不妊の原因、プロラクチンのお話。

ここ数日、寒い日がつづきます。

 今回は、不妊の相談でも多いプロラクチンについて。

 プロラクチンは、簡単に言うと母乳を出すホルモンです。

 子供が生まれると、お母さんが母乳を与えるカラダになります。

 授乳期間中はこのプロラクチンの血中濃度が高くなり、子供の乳首への

刺激でプロラクチンの分泌は増していきます。

プロラクチンの血中濃度が高い間は、排卵を抑え、授乳期間中は妊娠し

にくいようになっています。

授乳期間が終われば、このプロラクチンの血中濃度は普通の状態に

戻って行き、排卵も通常通りに戻っていきます。

まれに、授乳期でもないのにプロラクチンの血中濃度が高くなっていること

があり、不妊の原因の一つとされています。

高プロラクチン症は、ほとんどが原因不明となっています。

不妊でプロラクチンが問題になっているのは、卵子を作るのに必要な

卵胞ホルモンや卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体ホルモン(LH)の分泌が

低下するために、卵が作れなくなり無排卵や排卵困難などになることが

あるということです。

無月経になることもあるんです。

西洋医学で使われるプロラクチンの過剰分泌を抑える医薬品には

副作用がでることがあり、飲めない方や、飲みたくない方が意外と多いんです。

多い副作用に吐き気があります。

漢方では、炒麦芽がよく使用されます。

皮付きの麦を発芽させ弱火で軽く炒ったものです。

高プロラクチンの基礎体温表は体温が不安定でギザギザが大きい傾向

にあります。

ご相談下さい。

2017年1月9日月曜日

年が明けて少し一段落。

年明けの福袋イベントも落ち着き、やっと落ち着きました。

お正月明けは子宝のご相談も多いです。

今回はご相談の多い「子宮内膜ポリープ」と「子宮内膜が厚くならない」

ことについて書きました。

「子宮内膜ポリープ」


子宮内膜ポリープとは子宮内膜の一部が増殖し、良性の腫瘍となったものを

子宮内膜ポリープと言います。

子宮の内腔は米粒が一粒やっと入れるくらいの狭さです。

この中にポリープが発生するとたちまち子宮内を占領してしまい、受精卵の

着床を妨げ不妊症の原因となります。

子宮内膜ポリープが発生すると出血が起こりやすくなり、月経前後に

不正出血が見られます。

漢方では、痰湿、瘀血などの水と血の病理産物を考えて治療します。

 

「子宮内膜が厚くならない」


子宮内膜は受精卵が着床するふかふかのベットです。

卵胞の発育に伴い、卵胞ホルモンの影響を受けてこの内膜は暑さを増し、

排卵前後にはおよそ10mm以上の厚さになります。

 この子宮内膜が十分な厚さにならないために妊娠が起こりにくいことが

あります。

妊娠可能な厚さは8mmから12mmとされ特に妊娠しやすい厚さが

10mmから12mmと言われています。

 
子宮内膜の厚くならない原因は排卵誘発剤を使うと薄くなりますが、

あとは原因不明とされています。

 
東洋的に考えると卵巣や内膜の厚さに関係するものに衝脈と血海

という言葉あります。

これは子宮を取り巻く血のプールみたいなもので赤ちゃんを栄養するために

使われると言われています。

つまりは体に血が少なく巡りが悪いと内膜が厚くなりにくいのです。

この働きを支えるのが肝と腎です。

漢方では肝腎不足、瘀血、血虚などを考えて治療します。



お悩みの方は、ご相談下さい。

2017年1月2日月曜日

本年もよろしくお願いいたします。~初売り~

謹賀新年

旧年中は、三潴薬品をご利用いただきありがとうございました。

本年も、皆様の健康のお手伝いができるよう研鑽を積んで

まいりますので、よろしくお願いいたします。




~初売り~


本日より、初売りを行っております。

2000円以上お買い求めのお客様には、福袋をお配りしてます。

新年より、多くのお客様にご来店いただき感謝しております。