早いもので、明日から11月ですね。 今日はハロウィーンということで、盛り上がっている ご家庭もあることかと思います。 かぼちゃのオバケの飾りがあるとお子様たちが 喜んでいます。 今月も数名の方より、妊娠出産のご報告を受けました。 皆様、頑張られていたので大変うれしく思います。 今回は38歳の方の妊娠までの過程を記しました。 結婚4年目、妊娠、不妊治療は未経験。 妊娠を希望していたが、病院の検査で「ホルモンのバランスが悪い」 と言わた。 基礎体温をつけても高温期が無く、生理周期も不安定。 ホルモン治療を勧められましたが、抵抗があった。 昔から冷えがひどく、冬は靴下を履かないと眠れない、イライラしやすい。 赤ちゃんは欲しいけど、病院での治療が不安で不妊治療に踏み出せず。 30代後半になると妊娠確率は減ると聞いたので焦っていた。 漢方で身体を整えたいと考えご相談にこられました。 「妊娠しやすい身体つくり」が漢方の特徴です。 冷え性で、ホルモンバランスが乱れている状態は、漢方でいう 「腎」や「肝」という部位の働きがが弱っていると考えられます。 血液を貯蔵したり、赤ちゃんを産み、育てる力の基本となるこれら の力が足りないと、赤ちゃんを授かっても、流産につながる可能性が 高くなります。 ホルモンバランスや、生理周期の乱れ、イライラを改善する漢方 を服用します。 それと、今回のお悩みのメインは「高温期がない」ということです。 この場合、排卵が行われていない「無排卵」が疑われるので、 「 卵子の育ちをよくする」漢方薬も 必要となります。 服用後、ドロドロだった生理の経血がサラッとしてきたのと、 イライラが減ったことで喜ばれていました。 服用5ヶ月目で自然妊娠されて、とてもびっくりされてました。 しかし、育たずに流産(稽留流産)されてしましました。 残念ではありましたが、気を取り直していただきました。 赤ちゃんが授かれるくらいに身体のバランスが改善されたのは 大きいことです。 でも、また赤ちゃんを迎え、育てる力が弱かったのかもしれません。 そこで、さらに漢方を続けてみたところ、基礎体温はちゃんと 高温期と低温期がわかる、きれ