2017年9月19日火曜日

40歳の方の妊娠報告を受けました。



はやいもので、九月もあと少しですね。




筑後地方は台風も過ぎ、よいお天気になりました。




40歳の方からの妊娠報告です。




ご参考になれば幸いです。








子宝相談でお見えになられた40歳女性の方の妊娠体験です。





自覚症状は冷え症、軟便気味。腰痛があります。




ここ4ヶ月間ほど生理周期、月経周期23日と短くなっています(以前は27日)。





生理痛はなくレバーのような塊がでることもありません。





生理は5日ほどで終わります。





以前に流産後に子宮筋腫の腹腔鏡手術をしました。





夫が単身赴任になり、なかなか子どもを作る機会に恵まれませんでしたが、





また妊娠に向けて頑張りたいと思っています。





子どもの頃からしもやけになったり、冷え症だったりと血流があまり良くないようです。





漢方薬 養血調経と補腎益精の2つをお勧めしました。





40歳前後のかたの相談なので、補腎(ほじん)薬を用います。





植物の王様・薬用人参と動物の王様・鹿の角が配合されているので





「参茸(さんじょう)」と名前の付く漢方薬です。





体の若返り、卵巣機能などに効果を期待しました。





養血調経は、血を整える働きがありますので、血流たっぷりで女性の





生理周期、子宝などに良い漢方(婦宝当帰膠)を出しました。





2ヶ月後、周期が23日から、26日に戻りました。体調も良い感じになり、





冷えが少しずつよくなりました。その後半年ほど服用していただき妊娠されました。





血液検査でアルブミン(血液中のタンパク質)不足が指摘されたので、





食事にも気をつけ漢方も併用したら、2ヶ月で生理の周期が戻りました。





その結果、妊娠できたのだと思います。妊娠5週目、安胎法として、





2つの漢方をお勧め。つわりがだいぶ治まったきました。





服用していたときには、むくみや足のだるさが軽かったです。





無事に男の子を出産しました。





妊娠中は高血圧にもならずに、調子が良かったです。





産後の肥立ち、回復も良い傾向です。





自然分娩の予定でしたが、3400グラムと大きくて急遽、帝王切開になりました。





「お陰様で、ほんとうに良かったです。相談して良かったです。」





とお褒めの言葉を頂きまして、とても嬉しく思います。





今後とも多くの方に役立てるように頑張っていきたいです

2017年9月5日火曜日

9月にはいりました。基礎体温高めの方の妊娠報告です。



早いもので、もう九月。




気温の差が出てきて体調を崩される方も多くみえられます。




今回は体温が高めの方の妊娠報告です。






30代後半から基礎体温が高めになってくるかたが、多く見えられます





卵巣機能の弱りや原始卵胞が減ってきていることなどで、FSHの分泌






が盛んになり、基礎体温は上がっていきます。





また、ホルモン療法などをしていれば、基礎体温表は全般的に高くなってきます。





例えば低温期は、36・5度前後、高温期は 37・0度前後くらいになります。





高温期の生理前に、毎晩寝汗をかいてパジャマを交換しなければならなかったり、


火照りがひどくなる人もいます。


通常は、陰虚火旺(いんきょかおう)で手足の裏が火照りやすいタイプに


多かったのですが、不妊治療や更年期を前にして、


「基礎体温が上がってくる」「口渇」「のぼせ」「ほてり」「痩せ」「肌の乾燥」


「月経周期が短い」かたの相談を多く見られるようになってきています。


なんとかして、基礎体温表が高めのほてりを鎮めて、


「卵がサウナ状態の子宮で妊娠しづらくならないように」


漢方を調節していきます。












先日「2ヶ月の服用で妊娠できました」という報告をがありました





このかたは、以前にPCOSとも言われて、2人目不妊で基礎体温


は乱れてました。当帰芍薬散なども服用したことがある。





低温期 36・5~36・6度、高温期 36・8~36・9度





排卵日が分からない。おりものはほとんど無い。胃腸が弱い。





ふくらはぎから下が冷える。排卵痛がある。





などありました。





あまり温めない漢方で活血(血の流れをよくする)することでうまくいきました。












詳しくはご相談ください。