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5月, 2020の投稿を表示しています

不正出血でお悩みの方の妊娠報告を受けました。

早いもので五月も終盤です。 気温が上がり、夏がすぐ近くということを実感いたします。 長年、不正出血でお悩みの方から妊娠報告を受けました。 ご年齢は30歳の方です。 高校生の頃から不正出血に悩んでいました。 生理周期は36~40日ですが、いつでもナプキンが手放せない状態でした。 不正出血があり、生理後も頻繁に出血していました。 でも量が少ないので我慢されていました。 ご来店のきっかけは、稽留流産を2回されていましたので よりよい妊娠のために漢方がよいかもしれないと思われた とのことでした。 漢方薬を服用し1ヶ月で、長年続いていた不正出血が 止まり驚かれていました。 生理周期も28日になって、体調が良いと喜ばれていました 5ヶ月ほど漢方を続け周期が安定した頃に周期調節の 漢方と着床を手助けする漢方を飲んでいただきました。 1か月で妊娠のご報告うけました。 妊娠中は流産予防の漢方薬を飲んでいただき無事出産と なりました。 おめでとうございます。

「おりもの」 でわかるカラダの状態

緊急事態宣言も所々で解除になり、日常に活気が戻って きた感じがします。 もちろん、まだまだ気をつけなければなりませんが。 そのせいか子宝のご相談も少し増えてまいりました。 今回は、子宝とも関わり合いの深い「 おりもの 」と カラダの状態について書いてみました。 「おりもの」は女性の膣からの分泌物であり、専門的には 帯下(たいげ、またはこしけ)といいます。 女性ホルモンの影響を受けて分泌量などが生理周期で変化 しますので体調の指標にもなります。 正常なおりものは、無色、透明でやや粘性があり、無臭なものです。 排卵期や月経前、妊娠期には増加するが、普段はあまり多くはない ことが正常です。 ☆体質と「おりもの」の種類(東洋医学的見解) ①おりものは白または淡黄色、無臭である 。 このタイプの方は 脾虚(ひきょ)という体質が考えられます。 他に手足が冷える、だるい、食欲不振、軟便、精神的に疲れている、 足がむくむ などの症状があれば、脾虚の可能性がグッと高くなります。 脾は簡単に言えば胃腸のことであり、湿気が苦手な臓器です。 日本は湿度が高めなので胃腸が弱い方が多いです。 また、飲食の不摂生や過労、思い悩みすぎ、うつうつした気持ちが 続いて胃腸機能が失調することもあります。 【食養生】やさしい味付けで腹八分目に、良く噛んで食べましょう ②おりものは澄んだ白色、稀薄な感じで量が多く、 1日中ダラダラと出る。 このタイプの方は腎陽虚(じんようきょ)という体質が考えられます。 他に慢性の疾患、多忙、加齢、寒がりなどの状態があれば腎陽虚の 可能性が高くなります。 ③おりものに少し色がついている、やや 粘っぽく無臭、 陰部に灼熱感がある。 このタイプの方は腎陰虚(じんいんきょ)という体質が考えられます。 他にめまい、手足がほてる、顔が赤くなる、よく夢を見る、口や喉が乾燥する など症状があれば、腎陰虚の可能性が高くなります。 中医学的に腎は生命の根本と考えられており、陰陽の大本です。 また腎は生殖やホルモンと関連が深いと考察されてます。 【食養生】黒ゴマ、ひじき、きくらげ、山芋、など黒い色の食材を摂りましょう。 ④おりものの量が多い、黄色や黄白色、 粘り気があり、匂いが

自粛期間中の妊活。

今年は、寂しいGWになりましたね。 仕方のないことなのですが。 コロナの影響を考えてなのか、不妊クリニックさんの 中では、治療を見合わせているところも多いようです。 体外受精などの治療が伸びて不安な方も多いと思います。 いまは、しっかりと身体づくりをして、しかるべき時に 備えましょう。 よい「 血 」を増やす漢方で「子宮内」を整え 「卵子」の発育をよくする「 補腎 」の漢方を しっかり飲むことをおすすめいたします。