2019年3月18日月曜日

AMHと妊娠との関係。

3月も半ばをすぎようとしています。
はやいものですね。

今年は桜の開花が早いようで、近くの公園では
出店がでていました。


不妊治療をしている方には、なじみのある「AMH」
という検査数値。

この値をめぐってよく質問があります。

AMHの値は低いけど妊娠との関係は?

病院によっては、「難しい」というところと
「大丈夫。妊娠できます」というところ。

どちらが正しいのでしょうか

AMHは、抗ミューラー管ホルモンの略で、「あとどの位の卵が残っているか」
を示すものです。

わかりにくいですが、妊娠率は下がりますが、妊娠は出来ます。

どちらのいうことも見方次第で変わるので正しいです

20代の人と比べると、
20代なら毎月あった排卵が、
40代前後は、毎月の排卵がない
という感じです。

AMHを調べて、低かったので体外受精を決意する方もいます。

この検査値は、とくに何回も調べるものではなく、
体外受精へ決断させるための目安という感じでしょうか。
あまり気にしても仕方ない数値かもしれません。



残り少ない卵子をいかによい卵子にするかは
漢方の役割のひとつでもあります。

よい卵子へ導くための漢方はご相談ください。





2019年3月14日木曜日

二人目不妊の妊娠報告です。 

近頃はお天気もよく春らしい気候ですね。

外は風がやや冷たいようで中には寒いという方もいます。

こんな日は公園にお散歩などしたいものですね。

花粉症の方はお辛いでしょうが。


先日は2人目のお子様ができたとご報告がありました。



その方は、いろいろと子育てストレスが積み重なっていました。

やっと赤ちゃんができたのに、なかなか子育てがうまくいかない。

赤ちゃんのちょっとしたしぐさや成長が気になり、考えただけで
憂鬱になってしまう。

思うようにいかないのがストレスになって、
子宮や卵巣の機能を鈍らせてしまう。

そんな2人目をご希望のお母様によくみられる心情です。

漢方では、リラックスして自律神経を整えて排卵を中心とした
ホルモンを正常化するものをおすすめします。

「加味逍遥散」や「五加参」などを服用していただきました。



2人目不妊の原因としては、

①元来、不妊の原因はあったが1人目は運良く妊娠できた


②1人目の妊娠出産が子宮、卵管のトラブルを引き起こし、
 それが2人目の不妊に繋がっている。


③産後の養生不足によって妊娠しづらい体質になってしまった。


④育児ストレスによって妊娠しづらくなってしまった。

などが考えられます。

いずれかのあてはまる問題を解決することが妊娠につながります。


漢方薬で対応できることも多いのでご相談ください。




2019年3月12日火曜日

子宮内膜症の治療後、生理が来なくなった方の改善。


今日は、お天気がよく花粉も飛んでいるよう
花粉症のお薬を購入される方が多かったです。


今日は不妊ではないのですが漢方の改善例を。
生理がこない方のご相談です。


37歳の方のご相談。

「子宮内膜症」のため、約2年間、ピルを服用。

検査では「内膜症はなくなりました」と言われてからも
「予防のため飲んでください」と言われ、その後も
1年位ピルの服用を続けていました。


そうしているうちに生理予定の日を過ぎても、
生理が来なくなりました。
その後もよくわからないのでピルは飲み続けている。


ご相談にいらしたときは4ヵ月生理が来ていない状態でした
顔色も悪く、体調が悪いようでした。


よい血を増やす漢方。ホルモンを刺激する漢方。
すこし予算を頑張ってもらい「ショウキT-1」を一緒に服用して
もらいました。

1ヶ月後に来店した時は、生理が来たと喜ばれていました。
足のだるさやむくみまで消えたとのことでした。
顔色もよくなっていました。


ピルをのまれるときは十分にご注意ください。



2019年3月11日月曜日

唇と妊娠しやすさの関係。

3月に入り、気候もよくなってきました。

先日、当店にタンポポ茶ショウキT-1の開発者である

ショウキ先生が見えられました。


いろいろとお話をしてくださりました。

そんな中、「くちびる」が診断のポイントになるという

ことをおっしゃっていました。


「くちびる」が乾燥しやすい方はストレスが多い人に

よく見られるそうです。

ストレスを散らすためには運動が大事ということをお話

されました。

漢方薬では抑肝散や松康泉を使うとよいそうです。

ストレスが続くと血が不足しやすくなると漢方では言われています。

サポートで婦宝当帰膠を併用するとよいでしょう。

※「くちびる」が荒れる原因

 ①疲れ
 ②ストレス
 ③食べ過ぎ
 ④睡眠不足

<それぞれの対策>
①漢方では、疲れは腎(ホルモンを調節する臓器)からきている。
 腎を強くする漢方を
②ストレスは、肝からきている
 肝を調整する漢方を
③食べ過ぎは、脾が弱る
 脾が弱ると血不足(血虚)になる
④睡眠不足は心が弱る
 心を強くする漢方を

それぞれ飲むことをおすすめしてます。

☆妊娠しやすさと「くちびる」の関係

 昔は、結婚するときは、さくらんぼ(大きいプルンとした)の
 ような唇の女性と結婚したほうがよいといわれていた。

 唇は子宮の状態をあらわし、大きくプルンとしたくちびるをもつ
 女性は子宮も健康で妊娠しやすいとされていました。

 くちびるが乾燥していたり、たてじわが
 入っていたりすると
 子宮になにかしらの影響があると
 東洋医学では考えられています。

 漢方では、補腎薬(八味地黄丸や亀鹿仙など)が卵子を育てる
 ことにも役立つためおすすめです。