2016年9月18日日曜日

また台風が近づいてます(;一_一) 長引く微熱について。 

シルバーウィークというのでしょうか。

3連休で、計画を立てていた方も多かったのでは?

しかし、台風の影響で悪天候が続いています。


こんな大雨の日でもご来店いただいたお客様に感謝です。


最近の相談では、こんなご相談も少しですがいただきます。


8月終わりくらいから、微熱が続いて身体がだるい。


この微熱が続くという症状は、少し年をとってくると以外と多く見られます。

風邪薬を頻繁に飲んでいる方もそうです。

これは、風邪とはすこし違います。

漢方では「虚熱」という体の疲労の蓄積からくる発熱です。

よく「虚労熱」とも言います。これは体の発熱の調整をする

自律神経が過労や疲労、胃腸に溜まった疲労などで調整力を

弱らせてしまい、熱をコントロールできなくなっている状態で起きてくる発熱です。

昼や夕方ごろから生じることが多く、ひどい方になると寝ているときに

手足が熱くなったり、寝汗が出たりすることもあります。

こういうときは風邪薬ではなく、補中益気湯やコンクレバンなどの疲労回復

する漢方や栄養剤を服用することで回復します。


先日、ご相談いただきました70歳代の方は約1週間の服用で

楽になったと御喜びでした。


2016年9月12日月曜日

少しだけ肌寒くなってきましたね。今回は咳のお話しです。

9月も中盤、少し肌寒く感じませんか?

急激な温度変化は、身体に不調を及ぼします。

お出かけの際は、上から羽織るものを持ち歩いたほうがいいようです。

当店でも体調を崩された方がご相談にみえられます。

ここ数日は、咳が止まらない方が多くみえられます。


咳は、実は治すのがとても難しい症状の一つです。

市販の咳止めで治る方はよいのですが・・・

それでも止まらないとお悩みの方は、咳の出方でお薬を選びます。


1.咳が出る時間帯 
    日中か夜間か
2.咳が出る姿勢
    立っているときか座っているときか
3.痰の量
4.痰の色
5.咳が出始めてからの日数

などから、漢方薬で対応してます。


「咳ぜんそく」といわれる、激しい咳が続く場合には、漢方と新薬を

併用することもあります。


最近多い咳は、朝方や夜に出る激しい咳で痰が黄色くやや多め

という咳が多いです。

「麻杏甘石湯」という咳の漢方と、炎症をとる漢方を中心に出して

よい結果が出てます。

長引いてる方には、免疫を高める健康食品を少し加えています。

詳しくはご相談下さい。


話は変わりますが、本日立て続けに妊娠のご報告を受けました。

一人は42歳の方

体外受精を悩んでいたところ、漢方で自然妊娠しました。

4か月ほど服用していただきました。

もう一人は31歳の方

体外受精を4回ほどしても妊娠できないとご相談を受けていました。

漢方で身体を整えていただき、再度体外受精をされて妊娠されました。

1年ほど服用していただきました。

この方は、卵管を切除して自然妊娠が不可能な方でした。

頑張った分、喜びは大きいですね。

かわいい赤ちゃんい出会える日が待ち遠しいです。



2016年9月2日金曜日

9月です。台風がきてますね(;_:) 基礎体温のお話。

9月に入りましたね。

朝晩は、寒いくらいあります。

今年はこないと思っていましたが、九州にも台風が上陸します。

みなさまお気をつけくださいませ。


今日は、基礎体温のお話しをすこしだけ。

子宝相談を受ける上でかかせないのが「基礎体温表」です。

ご存じのように基礎体温表は「生理周期」を管理するものです。

まれに、つけてない方もいらっしゃいますが体調管理をする目的でも

つけておいたほうがよいですよ。


「基礎体温表」は、その方の体質を見る上でもすごく大切になります。

いくつかパターンはありますが、今回は一番多くみられる「生理周期」が長い方

の説明です。

生理周期が長いかどうかという目安として、

正常な生理周期は25日から38日、希発月経と言われるのが39日から3か月未満、

続発無月経としては3か月以上停止している状態を言います。

周期の変動が6日以内とういうのが正常で、7日以上ある方が不整周期と言います。

 ですので生理周期が長くなるというと、39日以上の方で変動が7日以上ある方が

問題となってきます。

 長くても毎月同じくらいのタイミングで来られる方はそのような卵巣周期になっている

こともありますので、大きな問題ではありません。


生理周期が長くなる原因はいくつかまた考えれます。

・ストレス

・多嚢胞性卵胞(PCOS)

・体重の増減

・内科の全身疾患(糖尿病など)


東洋医学では、

・陽虚(冷え)

・気血不足(疲れやすい)

・お血(血のめぐりが悪い)

と考えます。


次回は、比較的多い 多嚢胞性卵胞(PCOS) のお話しを