2020年7月25日土曜日

ストレスと不妊の関係。

子宝相談で最近多く見えられる特徴として
ストレスがあげられます。

ストレスは、自律神経やホルモンへの影響が大きく
排卵とのかかわりも懸念されます。

東洋医学では、ストレスは肝欝(かんうつ)という
病の状態で言い表されます。

特徴は・・・
   PMS(月経前緊張症)が強い
   ため息
   生理前の胸の張り
   イライラ
   他人にあたる
   基礎体温はバラバラで安定しない。
   
肝欝となると体の気血の流れも悪くなり妊娠しづらい
状態となります。(ストレス性の不妊)

きっかけは・・・
  友人、後輩、妹や姉が妊娠したなど周囲のプレッシャー
  職場のストレス
  家庭環境
  職場では不妊治療のために休みがとれない
  家庭では主人の理解が得られない
  など

改善には・・・
  精神的にまた経済的、肉体的な苦痛を取り除くことも大切です。
  

不妊との西洋医学的かかわりは
  原因不明妊娠
  機能性不妊症
  高プロラクチン血症
  
  などが肝欝不妊に当たります。

肝欝不妊の判断の目安は・・・
  月経不順(生理の周期がバラバラになりやすい)
  基礎体温もストレスの影響で変動が激しくバラバラ
     (犬の歯のようにギザギザした感じです)
  生理周期は早っかったり、遅かったり一定しない。
  月経前に乳房が張って痛くなる
  月経前にお腹が張って痛くなる
  月経前にイライラしやすい
  情緒不安定になる
  イライラしやすく、ため息も多くなりがち
  PMS(月経前緊張症)が強いタイプ。
  生理前にご主人様にあたったり自分を責めてしまいます。
  悩みが深く抑うつ状態、憂鬱な気分。
  ストレス過多。
  体外受精や人工授精などの病院での不妊治療のストレス
  
漢方では・・・
  逍遥散や女神散、柴胡疏肝散などを使用します。

2020年7月10日金曜日

梅雨時期は、体調がおかしくなる方が多いです!

九州を中心とした豪雨災害。
当店のまわりでも道路が冠水し、大変でした。
被害に遭われた方は大丈夫でしょうか?


梅雨時期は、原因不明の頭痛、古傷の痛み、胃腸障害と
様々な体の不調を訴える方が多く見えられます。


「気圧病」

という言葉を耳にすることが多くなりました。

気圧の変化に体がついていけなくなった状態です。

人間の身体の中にある水分が調節しづらくなることが
主な原因ではないかといわれています。


こういう時は、体の余計な水を出してあげるとよいと言われています。
お風呂で汗をかくのもよいかもしれません。


漢方薬では昔から「五苓散」という体のいらない水を抜く処方が
使われています。

最近、商品名はいろいろありますが、各有名製薬メーカーさんが
「気圧の変化による頭痛」というキャッチフレーズで
発売しています。

市場では、かなり売れているようで欠品状態で買えない方も多い
と聞きます。

お困りの方は、お試ししてみてはいかがでしょうか?