今年は、寒暖差の激しい日が続きますね。 またまた、久しぶりの更新です。 あす(4月21日)まで、風船割りイベントをやっています。 3000円お買い上げごとに1回、できます。 中から、割引券が出てくる、とってもお得なイベントです。 春は、子宝相談が増えます。 今回は、体外受精や顕微授精をやっている方向けのお話しです。 「多核胚で移植できなかった。」ということをよく耳にします。 では、多核胚とはなんなのでしょうか。 体外受精でも、顕微授精でも。 受精したら、すべて赤ちゃんにつながる「良い卵」ではありません。 受精はしたものの、赤ちゃんになる前に細胞分裂が止まることもあります。 受精してから二日目は卵が4細胞になっている事が理想です。 そして、4細胞の細胞1個1個に、本来なら、「核」が1個ずつあるはず。 この「核」はとても重要で、私たちの身体の表面から内部まですべての 「遺伝情報」が保存されている場所です。 大抵は細胞1個につき、1個の核が含まれます。 ところが、卵の細胞の中には、核が2個以上ある「多核」と呼ばれる細胞が 時々出現します。 この「多核」の卵が問題で、「遺伝情報」が含まれている「染色体」を調べてみると、 多核の場合、8割ぐらいが異常がある。 そして、2割ぐらいは正常な卵も存在する。 だけれども、「多核」で「正常」な卵を胚移植しても、妊娠率はほぼゼロだそうです。 論文では、 「受精して二日目に多核を確認した場合、胚移植も染色体検査もする必要はない」 となっていました。 この「多核胚」の原因は、はっきりとはわかっていませんが、『卵子の質』と の関係を言われる先生もいます。 当店の「ショウキT-1プラス」や「亀鹿仙」は卵子の質を よくする働きがあるといわれています。 体外受精や顕微授精をする際には、力となってくれると思います。