ゴールデンウィークも終わり、日常が帰ってきました。
連休中も漢方相談のお客様より妊娠出産報告をうけました。
かわいい赤ちゃんの写真もいただきました。
おめでとうございます。
今日は、漢方周期療法を使った方の妊娠報告をご紹介します。
子宮内膜症・子宮筋腫・排卵障害・着床障害と言われた方です
年齢は40歳でした。
基礎体温は低温期と高温期がはっきりしない。体温の上下が激しい。
月経は茶褐色のかたまりが出るだけで、鮮血の日はない。
顔はほてりやすく、下半身は冷えている。上半身に汗をかきやすい。
イライラして興奮しやすい 疲れやすい。便秘がひどい。 食欲がない。
などのお悩みあり。
まずは 体に起こっている問題を改善するための漢方薬を用い、
基礎体温や月経の状態が改善されたところで、本格的に漢方を
開始します。
このかたは、子宮内膜症と子宮筋腫で内膜の状態がかなり悪く、
非常に着床しづらい状態でした。
そのため、よい血を増やし、血のめぐりをよくする「婦宝当帰膠」を
毎日服用しつつ「血をめぐらせながらほてりを取る効果」もある
漢方薬を続けて使い子宮内膜を正常な状態に戻す手助けをしています。
そして月経が終わってから排卵までの約1週間は女性ホルモンの働きを高める
「高級生薬を使った補陰の漢方薬」 高温期には 「体を温め、体力をつけな
がら血を補う」漢方薬を用いたところ、かなり質の良い卵子が育つように
なりました。
このかたは、無事着床したあとも、内臓の状態はやや不安定で
ときどき出血がみられたため
流産を予防するための漢方薬をのみ続けていました。
めでたく無事に出産されました。
コメント
コメントを投稿