2017年5月2日火曜日

近頃、多くみえられます。「ばね指」と漢方治療。

春だからというわけでもないのですが、

近頃、「ばね指」で相談にみえられる方がちらほら。

「ばね指」は

 指がうまく曲げられなくなったり、伸びなくなる症状です。

指を動かす腱の周辺を覆っている腱鞘の炎症から痛みや

動かしにくいという症状が出てきたりします。

もともと良く動かす部分は単純で頑丈にできているのですが、

指を良く使ったり、手首を使ったりしていくうちにこの腱鞘に

炎症が出てきてしまい、つらい思いをされているという方も

多い症状です。

病院では鎮痛剤や傷んでいる部分に注射をして炎症を抑えたり、

どうしてもの場合は手術をします。

しかし再発してくる方も少なくありません。


漢方薬にも、「ばね指」に効果のよいものがあります。

「麻杏薏甘湯」

という漢方をよく出します。

この処方は肘から先や足首から先の単純な筋肉の構造の

部分のところに使われる処方です。

炎症をとる働きもあります。
ばね指や腱鞘炎の場合はこの処方にうっ血を解消する

「田七人参」を併用します。

お悩みの方はご相談下さい。

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