スキップしてメイン コンテンツに移動

AMHが低いと お悩みの方へ。



ここ数日、夏のような気温が続きますね。



熱中症対策をしっかりしたいところです。



5月も子宝相談でご来店される方が多くみえられます。



今日は、AMHについて。



AMHって聞いたことありますか?




AMHとは




AMHは「アンチミューラリアンホルモン」の略で、発育過程にある卵胞から




分泌されるホルモンです。




この値を測ることによって卵巣内にどれぐらいの数の卵子が残されているかが




ある程度予測とされています。




そのため、検査の結果が良くないと「妊娠できる可能性が低いのでは」と




不安になる人も多くいます。






但し、これはあくまでも卵子の数を予測するものであり、卵子の質については




全く関係ないです。




数が少なくても質の良い卵子であれば妊娠の可能性はじゅうぶんにあるので、




あまり悲観的になる必要はないと思われます。




ただ、数も少ない上に質も良くないとなれば当然妊娠は難しくなるので、




少しでも卵子の質を高めるための努力はしておいた方がいいですね。




個人差はあるものの、卵子の質は年齢を重ねるごとに落ちてきます。




20代と30・40代の女性の妊娠率に大きな差ができるのはこのためで、




仕事を続けたいがために妊娠を先送りにしていた女性が不妊に悩む




ケースが少ないことが記事になっていました。





卵子の質を高めるには




卵子の質を高めるには、体を温めることが大切です。




体が冷えると卵巣の機能が低下して良い卵が育たないので、十分な睡眠・栄養バランスの




とれた食事・筋肉を鍛える運動を心がけて体温を上げましょう。




また、生殖細胞の呼吸装置である「ミトコンドリア」の数を増やすのも効果的です。




新陳代謝を活発にして細胞分裂を促し、質の良い卵子づくりをサポートしてくれる




ミトコンドリアは、不足すると必要なエネルギーを生み出すことができず、




卵子の元になる卵母細胞の傷も修復できなくなります。






対策としては




まずは、身体を温める簡単な方法として温灸があります。




ほんのり温かく、皆さん体験した事のない温かさに




リラックスされています。






また、ミトコンドリアの数を増やすものとしてたんぽぽ茶です。




沢山の種類が発売されていますが、




たんぽぽ茶ショウキT-1の有効成分であるアミノ糖は、細胞の中で




ミトコンドリアや小胞体に作用して、細胞を活性化する働きがあります。




それが卵子の活性化にもつながると考えられています。





コメント

このブログの人気の投稿

45歳の方の出産のご報告を受けました

GWも終わり、日常がまた戻ってきたという方も 多いようですね。 当店はゴールデンウィーク中も通常営業でした。 そんな中、うれしいことに出産のご報告をしに訪ねてこられた お客様がいました。 45歳での出産で大変うれしく思います。 本当におめでとうございます。 ※漢方服用期間は約1年半 40代になると、妊娠はしても出産までの道のりが遠い傾向にあります。 「卵子」や「精子」が加齢の影響を受けるためです。 年齢を重ねると治療費(漢方薬も含め)が高くなる傾向にあります。 ご予算が限られている方は「質を上げる漢方」をまずはおすすめしてます。 優先順位は人それぞれですが、おおまかに下記のような感じです。 1.卵子や精子の質をあげる漢方 2.内膜や卵巣の環境を改善する漢方   ※冷えがある方は温め、炎症がある方は冷やす漢方薬   ※血の巡りが悪い方、水の巡りが悪い方で漢方が違ってきます。 3.内膜症や卵巣嚢腫がある方は免疫を調整する漢方 4.内服によるホルモン療法を長く続けてる方は肝臓の働きを  改善する漢方 45歳の方の出産までの経過 (来店時の状況) 月経周期は30日周期、月経期間は5日間 寒がり、尿が近い 漢方の桂枝茯苓丸服用中。 体外受精をいている 冷えもあるので、まずは婦宝当帰膠をおすすめ。 (内膜や卵巣機能改善も目的) 婦宝当帰膠は肩こりや疲れに良かったそうです。 質をあげる漢方薬(六味丸ベースのもの)をおすすめ。 体外受精では1つめを戻したがだめで、2つめのグレードの すこし悪い卵を戻して判定待ちでしたが反応なしでした。 AMHはよいようです。 約3ヶ月後 次の体外受精では卵が10個とれ6個胚盤胞。 約6ヶ月後 3個目の移植で妊娠反応。 途中で、他の漢方をいくつかだしました。 その後、無事出産。 45歳でしたが母子ともども健康。

2月20日店休日のお知らせ。今の季節のおすすめ漢方情報も添えて。

 寒暖差があり、体調を崩される方が多く見えられます。 東洋医学では、気の中の身体をガードする働きの「衛気」 を強くすると、予防できると言われております。 生薬では「オウギ」 漢方処方では玉屏風散(ぎょくへいふうさん) がよくつかわれます。 花粉の季節にもよいですね。 日本では「衛益顆粒」という処方がほぼ同じです。 2月20日はサザンモール店休日のため三潴薬品も お休みです。 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

AMHがほぼ0の方の妊娠報告を受けました。

 久しぶりの更新となりました。 不妊治療の保険適応の適応幅も当初に比較すると 改善され様々な治療が受けられるようになってきましたね。 治療にあたり指標となるAMHという値。 年齢とともに少なくなりますが、まれに20代や30代前半でも 値が少なく悩んでいらっしゃる方がおられます。 採卵がうまくいけば、価はあまり関係はないとは言え 不安ですよね。 そんな中、AMH0.2ng/mlの41歳になる方の妊娠出産の報告を 受け、とてもうれしかったです。 漢方薬を数種類服用しながら顕微授精4回目で無事妊娠されました。 基本は子宮内の血を調節する補血活血の漢方 卵子の発育を促す補腎陰陽の漢方 月経時に痛みを楽にする漢方 卵胞期に卵子の発育を促す漢方をプラス 2年ほど服用されました。