2017年8月1日火曜日

8月ですね。猛暑が続きますね。排卵について

あっという間な気がしますが8月に入りました。

お盆がすぎれば、すぐお正月というお客様の言葉にも

納得してしまいます。

子宝を望まれるお客様が、この時期多く来店されます。

今日は、少し専門的なお話を。

普段、病院ではあまり聞けないことなので参考までに。


排卵誘発注射剤について
 
 
『排卵誘発注射剤:r-FSH、u-FSH、hMG』について
 
内服の排卵誘発剤(クロミッド、レトロゾール)で排卵が

認められない場合、排卵は正常に起こっても妊娠に至らない場合、

また高度生殖医療の採卵で、たくさんの卵子を得たい場合に

注射剤が使われます。
 
FSHとは、「卵胞発育刺激ホルモン」のことで、もともと下垂体から

分泌されているものです。

これを薬として使うことで、より効果の大きい「排卵誘発」を

することができます。 
 
またエストロゲン分泌が盛んになるため、子宮内膜が厚く作られます。
 
注射剤は従来「hMG製剤」と呼ばれてきましたが、今日では注射剤の中

には「hMG」「u-FSH」「r-FSH」の3種類があります。 
 
「r-FSH」は保険適応となりました。
 
 
r-FSH
 
リコンビナントとよばれる技術を用い、尿由来ではない、1

00%純粋なFSHの製剤で、現在国内では「フォリスチム」

「ゴナールF」という薬剤のみが保険適応になっています。
 
下のu-FSH製剤と比べて、若干コストがかかりますが、

純粋で夾雑物がありません。

LHは「LHサージ」で知られるように、排卵させるホルモンですが、

r-FSHには「LH」が全く含まれないため「卵巣過剰刺激症候群」

「多胎妊娠」の発生率が低下します。
 
一方で単独で使用した場合の排卵誘発効果が弱いため、

「クロミッド」や「フェマーラ」と組み合わせ、より身体に

優しく有効な排卵誘発を行います。
 
 
u-FSH
 
尿由来のFSH製剤で、下のhMG製剤と比べて、「LH」の含有量が

極めて少ないです。
 
「LH」は排卵前の卵胞期に投与されると強い卵巣刺激があります。
 
u-FSHはr-FSHと同様に「卵巣過剰刺激症候群」や「多胎妊娠」

の発生率を低下させます。
 
「クロミッド」や「フェマーラ」と組み合わせる方法は、

やはりr-FSHと同様です。
 
 
hMG
 
以前よりあった注射の排卵誘発剤です。
 
製剤によりLHの含有量が異なるため、なるべくLHの量が

少ないものを用います。
 
たくさんの卵子を採卵するためには最も効果的ですが、

「卵巣過剰刺激症候群」の発生に注意しなければならず、

また「胚移植」を行わない、タイミング法、人工授精(AIH)では、

多胎妊娠のリスクが高くなります。
 
 
排卵誘発剤の副作用を軽減しつつ効果を高める「ショウキt-1」

たんぽぽ茶ショウキT-1は糖鎖が主成分の商品です。
 
糖鎖は子宮や卵巣のホルモンレセプターです。
 
たんぽぽ茶ショウキT-1を服用する事により子宮や卵巣のホルモン

レセプターを増やします。
 
 糖鎖を摂取する事によりホルモンレセプターの数が増えると

排卵誘発注射剤の効果が上がり

少量の薬剤で優位な効果が得られ身体への負担が少なくなります。
 
病院にて治療されている患者様にもたんぽぽ茶ショウキT-1は有効です。

ご不明な点はお尋ねください



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