春が近づき、暖かい日も多くなってきました。
妊活に力を入れ始めるご夫婦が多いように感じます。
その中でも40代のお客様からのご相談が多いです。
そこで、知っておいてほしいことを簡単に記しました。
①妊娠能力からみた30代と40代の違い
30代の妊娠能力を1とすると40代はよくて半分くらいです。
主な原因は…
・卵巣・子宮・卵管の機能低下
・ 生活習慣の乱れ
・ 体力・体質の悪化
・ストレスの増加など
②40代の生殖機能の特徴
40代といっても個人差はありますが多くは下記の特徴があります。
◎卵巣では・・・以下の要因でよい卵子ができない。
・卵子の減少
・卵子の質の低下 ・FSHの上昇で卵胞の発育が早まる
・LHの過度な上昇による男性ホルモンの上昇
◎子宮・卵管では・・・着床障害、ピックアップ障害など
・子宮血流の低下
・筋腫・ポリープ
・子宮内膜が薄い ・卵管の機能低下
③40才からの子作りの心構えとして
・卵巣内にまず卵子はたくさんあることをイメージする
・妊娠できる卵子にめぐり会えることを期待する。
・あせり、不安、悲しみ、などを考えないようにする。
・良い卵胞発育がおこるよう考える。
④漢方治療のポイント
・内膜を改善するために「血」を増やす漢方
・卵子の元気をつける生命の源「腎」の漢方
・子宮や卵管の中をキレイにする「巡り」の漢方
よほどの疾患がない方には以上の漢方をおすすめしております。
最後に、怖いかもしれませんが婦人科へ行ったことのない方や
長い間行かれてない方は一度、妊娠可能な状態かをみてもらう
ことが大切です。
貴重な時間が無駄にならないようにするために。
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