はやいもので、新年があけて2週間が過ぎようと
しています。
お正月明けは子宝相談が増えます。
そんな中、体外受精をされる方で、着床がしづらい
というお悩みをよく聴きます。
「反復性着床不全」といわれるそうですが
病名ではなく、はっきりと原因はわかっていませんが
改善例はありますので、ご紹介いたします。
◎反復着床不全とは?
妊娠しやすい胚(良好胚)を何回移植しても妊娠しない場合を言います。
対策は、子宮内のラクトバチルス菌という乳酸菌を増やすとよいと
言われています。
ラクトバチルス菌が子宮内に多いと妊娠、出産がしやすいという
ことが言われています。
また体外受精の治療に置いても、なかなか受精卵が着床しない理由
としてラクトバチルス属の割合が低い事が指摘されています。
ラクトバチルスを増やす方法は?
この治療方法はまだ確立されていません。
腸内細菌を整えるような乳酸菌製剤を飲んでいても、子宮の中に
乳酸菌がふえてくれるとは限りません。
不妊治療の現場では
1.乳酸菌製剤の膣内投与
膣内定着はしないのですが一定期間膣内に乳酸菌をとどめて
おくことができるそうです
2.ラクトフェリン製剤の内服
母乳に含まれる糖タンパク質で、感染症の原因菌に対する
静菌作用や抗炎症作用がラクトバチルスの増加につながる
ことが報告されています。
※ラクトフェリンの主な役割として子宮内のラクトバチルスを高めて
妊娠率を高め、感染による流早産の予防効果を期待します。
三潴薬品で、販売しているラクトフェリンは特許製品で
腸内まで確実に届くよう顆粒を一粒ずつコーティング
してあるので他社製品より効果的です。
お悩みの方はご相談ください。
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