2018年9月13日木曜日

まだまだ蒸し暑いですね。妊娠報告例です。

朝晩は涼しくなりましたがまだまだ蒸し暑いですね。

比較的若い年代でいらっしゃる子宝でお悩みの方には

子宮や卵巣の病態が難しい方も少なくありません。

そんななかの一例を。

30歳の女性の方。

妊娠しづらいとお母様とご来店いただきました。 

結婚3年目。

卵巣嚢腫で卵管を一つ切除している。

卵管造影で少し卵管が狭いといわれた。

多嚢胞性卵巣症候群。高プロラクチン血症(処方薬内服中)

生理痛少し。月経量少なめ(血塊あり)

生理前いらいら、のぼせ、胸のはり。

冷え(足のみ)。疲れやすい。

ストレス感じる。タイミング療法中。


漢方薬を3種類おすすめしました。
(気の流れ、血の流れ、ホルモン系の漢方)

ストレスを緩和させることにより排卵をスムーズ

にさせる目的、血の巡りをよくすることで卵管の

通りをよくし、子宮内の汚れを改善する目的、

補腎薬といわれる漢方のホルモン調節を

うまく行い卵子の発育をよくする目的で

漢方薬を決めました。



その後、人工授精を開始されましたが

体外受精にステップアップ。

採卵したが2個しかとれない。(多嚢胞性が原因)

うまくいかなかった。

免疫系の漢方薬を追加でおすすめしました。


2回目の体外受精(顕微授精)で、妊娠反応がでました。

多嚢胞性卵巣はひどい方は、なかなか改善できませんが

免疫系の漢方を配合することでうまくいくことが

多く報告されています。


待ち望んだお孫さんができてお母さまがとても

うれしそうにしてらっしゃいました。

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