2015年10月7日水曜日

流産予防の漢方薬

今日も、妊娠のご報告がありました。

30代の方でした。おめでとうございます。


妊娠して気になるのが、流産の心配ですね。

流産防止の漢方をおすすめしています。

漢方で、流産予防は昔からおこなわれてきました。

漢方では妊娠中に下腹部が痛くなることを「胞阻」といいます。

胎児が動きすぎて痛くなることは「胎動不安」と呼んで分けて考えます。

それでも、両方とも流産の危険性があるので、早めの対応が必要となります。

胎児の動きを安定させる処方としては、当帰散、当帰芍薬散がよく知られています。

当店では、婦宝当帰膠、衛益顆粒をよくおすすめしています。



気をつけたいのは、下腹部の痛み、下墜感とともに少量の出血がある場合です。

流産の兆候と考えられます。

かなり深刻な状態の可能性が高いんです。

まずは、病院に行くことです。


なお、妊娠中、急に起こる腹痛には、子宮外妊娠の疑いがあります。

激しい腹痛と内出血によるショック状態が特徴です。



いずれも、妊娠してからだと対応できにくい症状なので、

妊娠前からのしっかりした身体づくりが必要となります。


習慣性流産に関しては、松節を使ったものを良く使います。

0 件のコメント:

コメントを投稿