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流産予防の漢方薬

今日も、妊娠のご報告がありました。

30代の方でした。おめでとうございます。


妊娠して気になるのが、流産の心配ですね。

流産防止の漢方をおすすめしています。

漢方で、流産予防は昔からおこなわれてきました。

漢方では妊娠中に下腹部が痛くなることを「胞阻」といいます。

胎児が動きすぎて痛くなることは「胎動不安」と呼んで分けて考えます。

それでも、両方とも流産の危険性があるので、早めの対応が必要となります。

胎児の動きを安定させる処方としては、当帰散、当帰芍薬散がよく知られています。

当店では、婦宝当帰膠、衛益顆粒をよくおすすめしています。



気をつけたいのは、下腹部の痛み、下墜感とともに少量の出血がある場合です。

流産の兆候と考えられます。

かなり深刻な状態の可能性が高いんです。

まずは、病院に行くことです。


なお、妊娠中、急に起こる腹痛には、子宮外妊娠の疑いがあります。

激しい腹痛と内出血によるショック状態が特徴です。



いずれも、妊娠してからだと対応できにくい症状なので、

妊娠前からのしっかりした身体づくりが必要となります。


習慣性流産に関しては、松節を使ったものを良く使います。

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ご予算について

  ☆子宝相談でかかる料金の目安を再度掲載いたします。 相談時間の目安は初回1時間~1時間30分程度です。 2回目からは30分くらいを目安としています。 ☆初めて子宝相談でご来店される方へ  ご予算の目安をおおまかに  20代の方で原因不明      5000円~30000円  20代の方で原因が深刻    20000円~40000円  30代前半の方で原因不明   10000円~40000円  30代前半の方で原因が深刻 25000円~50000円  30代後半~40代の方      20000円~80000円  あくまで目安です。 ※30代後半なると、卵子の数や質も考えなければ ならないためご予算が高額となる傾向にあります。 できるだけご予算の範囲内で頑張らせていただいて おります。 ※原因不明な方とは、検査をしても異常がなく、  性行為をきちんと行われているにもかかわらず 子宝に恵まれないことを指します。 ※原因が深刻な方とは、検査でなんらかの異常があり、 体外受精などの医療機関での治療をうけているにも関わらず子宝に恵まれないことをさします。

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