2015年9月23日水曜日

卵子の質と着床のお話。

いつも、ご利用ありがとうございます。

今日で、シルバーウィークも最後ですね。

皆様、楽しめましたでしょうか?

次のシルバーウィークは10年ほど先になるようで、残念です。


近頃、体外受精をされる方のご相談が増えています。

その中で、採卵した卵の質がよくなかったり(体質や年齢的に)、

胚盤まで卵割が進まなくてというお悩みが多いです。

こういう方の中にひょっとすると卵子の質を上げるために必要な状況を細胞内で


り出せていないのではないかという説があります。
哺乳動物の卵子は、受精が起こると数日の間、栄養を自給自足で行わないといけない

状態になります。(人間では未確認)
 
このとき栄養になるものを作り出す働きをオートファジーというそうです。

オートファジーがうまくおこらないと、受精卵は4~8分割で卵割をやめてしまうそうです。
このオートファジーですが、これを調整するのも説として腸内細菌が関与しているのでは

ないかと言われています。
 
卵巣や子宮はもともと腸管から分化していくそうですから、その働きが腸内と関係して
 
いるのも頷けます。

 漢方やサプリメントなどで、腸内環境を整えると着床不全がよくなったように思える人や、

卵管の動きがよくなったり、卵の質が上がったりすることがよくあります。


 最近テレビなどで話題になっている腸年齢チェック表を用いて腸の状態を調べて

悪いようだったら、腸内環境を見直すと漢方やサプリを飲んでみる

価値はあると思います。

 

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