2022年2月3日木曜日

へバーデン結節に漢方が効いた例

 寒い時期は、なにかと痛みがでる時期です。


ご相談が多い痛みの一つに「へバーデン結節」が

あります。


「へバーデン結節」は指の第一関節が痛みだし、

変形し終わると、痛みが止まることが多いという

関節の疾患です。


リウマチと間違われやすいのですがリウマチほどは

重度ではありません。

40代女性の方に多いですが高齢の男性に多くみられます。


美容上の問題があるので、変形が進む前に手を打つのが

よいと思います。


原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンが

関係してたり、免疫の過剰反応であったりとの説が

あります。


予防は痛み出したら指に非伸縮のテープを巻くと変形を

抑えらえると言われています。


漢方では、血流をよくして痛みを鎮める漢方や

コラーゲンの多い動物生薬を使った漢方などが

よく使われます。


サプリでは、ラクトフェリンなどで免疫反応を正常化する

ことで改善するとの報告もあります。


30代の当店のお客様で、指が痛くて受診したら

「へバーデン結節」といわれ漢方を飲んでいただきました。


半年ほど服用されたところ、痛みがおさまり喜んでおられました。

再発予防で痛みが出たらまた服用するようお伝えしました。


最近は、病院でも指のテーピング療法を指導されるところも

増えました。関節を動かないように巻くのがポイントです。


変形したあとは、軽めの手術で改善することも可能です。

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