2019年2月12日火曜日

男性不妊と下着の関係について



連休明けの今日は、当店でもゆったりとした時間を
過ごすことができました。


近頃、子宝相談をご夫婦で受けられる方も多くなってきました。
背景には、男性不妊の割合の増加がテレビやネットで
騒がれているのもあるのかなと思ったりしてます。

今回はメーカー様から提供していただきました、男性不妊と
下着の関係の論文を載せさせていただきます。




昨今、男性不妊についての研究が進んでおり最新のデータでは不妊の

原因は女性因子が45%、男性因子が55%


と男女の不妊原因の構成比が逆転しているという事も言われています。



『男性の下着の種類と精液所見の関係』と言う論文を紹介致します。



海外の文献の為、
ボクサータイプ(ゆったりした日本で言うトランクスと考えても良いでしょう)
とボクサーパンツは違います。


ボクサータイプ(ゆったりしたタイプ)の下着をつける男性は、
その他のタイプの下着(肌にフィットしたタイプ)をつける男性に比べ


精子濃度や総精子数、総運動精子数が多く、FSH値が低い




ことがアメリカで実施された研究で明らかになりました。




ハーバード公衆衛生大学院の研究者らは、マサチューセッツ総合病院で
不妊治療を受けている女性の男性パートナーを対象に下着のタイプ
(ゆったりしたタイプか肌に密着したタイプ)と精液所見の関係を
調べるべく横断研究を実施しました。

656名の男性に過去3ヶ月間、主にはいていた下着のタイプを
回答してもらったところ、345名がボクサータイプ(ゆったりしたタイプ)の
下着を311名がボクサータイプイ以外の肌に密着したタイプの下着を
はいていたことがわかりました。

普段からボクサータイプ(ゆったりしたタイプ)の下着をはいていた男性は
それ以外のタイプの下着をはいていた男性に比べて、


精子濃度が25%(95% CI=7,31%)、
総精子数は17%(95% CI=0, 28)、
総運動精子数は33%(95% CI=5,41%)
高いことがわかりました。

また、ボクサータイプの下着をはいていた男性はそれ以外の下着を
はいていた男性に比べて、

FSH値が14%(95% CI=-27,-1%)低い
こともわかりました。

この研究で、普段、肌に密着した下着をはいている男性では熱が
こもることで精巣の温度が上昇し、精子をつくる
働きが低下することで精液所見が悪化し、それに伴いFSH値が
上昇する可能性が示されました。


男性の精子の数が減っているという研究報告がなされています。
その原因としては、生活環境やさまざまな生活習慣によって精巣の働きが
低下しているのではないかと考えられています。

具体的には環境ホルモンや肥満の蔓延、食事の質の低下、精巣温度の上昇などです。
精子をつくる働きは高温に弱いため、同じ姿勢で長時間座ったり、サウナや
お風呂に長時間入ったりして、下半身の温度が上昇すると精子をつくる働きが
低下することはわかっています。

今回の研究では、下着のタイプ、ゆったりしたタイプか、肌にフィットしたタイプか
の影響について、不妊治療を受けているカップルの男性パートナーを対象に調査しました。

お子さんを望む男性、特にパートナーの女性が不妊治療を受けている男性は、
ゆったりしたタイプの下着を選ぶのが無難なようです。



精子数の増強には

「ショウキT=1プラスEX」や「亀鹿仙」

精子の損傷には、
「冠元顆粒」や「松康仙」

などをおすすめしております。



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