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不育症について  子宮頸管無力症と言われた方のご相談。

10月に入り、少々バタバタしてました。

気温の変化や台風での体調不良のお客様が多く

みえられました。

子宝相談の中でも、まれにある不育症のご相談について。

先日、不育症でお悩みで漢方相談を受けた方から

出産のご報告を受けました。

かわいいお子様と巡り合えて非常にうれしかったです。

その方は数回流産を繰り返し、病院では、「子宮頸管無力症

ではないかと診断された方でした。(中期以降の流産の原因の一つ)

漢方でなにかないでしょうか。と言われ2種類の比較的

臨床データのとれてる漢方を二種類飲んでいただきました。

(当帰の入った漢方と艾葉の入った漢方)

無事に出産できてよかったです。




意外と多い流産・不育症

「妊娠経験者の約4割に流産の経験があり、16人に1人が不育症」

妊娠初期流産・・・多くは受精卵の染色体異常(先天異常)
中期以降  ・・・子宮頚管無力症など母体側の原因

続けて2~3回流産した場合は、専門の医療機関を受診しましょう。

漢方での流産対策

①元気な受精卵をつくる・・・補腎をメインとした漢方
②ホルモンや自律神経を整える・・・疏肝をメインとした漢方
③子宮内環境を整える(ふわふわの栄養たっぷりの子宮内膜ベットを作る)
              ・・・補血、養血、活血をメインとした漢方
※西洋医学の診断に対応した漢方
  血栓ができやすいタイプや免疫性異常の場合
           ・・・活血薬や免疫を調整する漢方薬を使います。


もし流産したら…
 「小産」(小さなお産)と捉え、3ヶ月~半年は心身を休めて回復に努めます。
  流産はつらい経験ですが、「最終的には8割以上が出産に至る」という報告も
  あります。
  
 漢方やサプリ、灸や鍼などの東洋医学的アプローチをご一考ください。
 きっとお役に立てると思います。
 

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  ☆子宝相談でかかる料金の目安を再度掲載いたします。 相談時間の目安は初回1時間~1時間30分程度です。 2回目からは30分くらいを目安としています。 ☆初めて子宝相談でご来店される方へ  ご予算の目安をおおまかに  20代の方で原因不明      5000円~30000円  20代の方で原因が深刻    20000円~40000円  30代前半の方で原因不明   10000円~40000円  30代前半の方で原因が深刻 25000円~50000円  30代後半~40代の方      20000円~80000円  あくまで目安です。 ※30代後半なると、卵子の数や質も考えなければ ならないためご予算が高額となる傾向にあります。 できるだけご予算の範囲内で頑張らせていただいて おります。 ※原因不明な方とは、検査をしても異常がなく、  性行為をきちんと行われているにもかかわらず 子宝に恵まれないことを指します。 ※原因が深刻な方とは、検査でなんらかの異常があり、 体外受精などの医療機関での治療をうけているにも関わらず子宝に恵まれないことをさします。

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