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2021年12月になりました。妊活を始める前にやっておきたい検査。

あっといまに、12月!

月日が経つのははやいものですね。

コロナがひと段落?したせいか、
不妊治療を再開する方が多く見えられます。


これから、妊活を始める方へ 
30代後半~40代になると、特に時間は惜しいものです
時間を無駄に過ごさないようにご参考いただければ幸いです

ある方は

人工授精までをやっている婦人科に通院していて
検査をして特に問題が無いと言われたので半年間、
人工授精を繰り返していました。

病院から次の段階にステップアップしてみては?と言われ
「体外受精」をしてみようと不妊専門病院に行ったら、

卵管が詰まっていた事を指摘され、人工授精では出来ない状態
だったとわかりました。

幸い、体外受精で妊娠ができました。

このように、同じ婦人科でもわからないことがあるので
最初から不妊専門病院での受診をおすすめいたします。

不妊治療には、4大基礎検診と言われているものがあります。

1つ目は、「血液検査」

必要なホルモン値は当然ですが、その他にプロラクチンや
甲状腺の値も含めて測定されているのがポイントです

抗精子抗体の検査を含むところもあります。


2つ目は、「内膜検査」

筋腫やポリープがあるかどうかを、妊娠する、という事を
前提に診てもらえているかどうかが大事です

普通の婦人科では見逃すこともあります

3つ目は、「卵管の検査」

卵管が通っているかどうかを診る検査です
通気・通水・造影剤の3種類があります
通水か造影剤での検査がおすすめです
物理的にものを通すので、検査後に妊娠しやすくなるとも言われています。

4つ目は、「精液検査」


最低でも、上記4つは検査されることをおすすめいたします。


その上で、漢方などを服用されることをお勧めします。


漢方の良い点は病院ではカバーできない妊娠しやすい身体づくり
ができるところにあります。(内膜や卵巣の状態を高める)

しかし、原因が部分的にある場合を病院の治療が必要なこともあります。





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