2021年9月10日金曜日

子宮内膜の状態を知る方法

 9月になり、少し涼しくなった気がします。

夏の疲れが出てくる頃ですので気をつけてお過ごしください。


今回は子宮内膜の状態を知る方法について書きました

子宮内膜は厚さを調べるだけでなく

妊娠しやすいかの状態を調べることも重要です。


現在、不妊症の方の子宮内膜の状態を知る方法は、3つあります。

1.ERA検査

   胚移植に最適なタイミングを知る検査

2.EMMA検査

   子宮内膜の 細菌の状態 を知る検査

3.ALICE検査

   子宮内膜炎の細菌 を調べる検査


 ※ERA検査は、「着床の窓」という受精卵を受け入れる期間を

  決める検査で実行により妊娠率が25%向上しています。


 ※EMMA検査は、状態が悪いと言われた方には、乳酸菌やラクトフェリンが

  出されている事が多いです。(各社で改善のデータは出ているようです)


 ※ALICE検査では、炎症がある場合は、抗生物質の服用で内膜炎の改善は

  されますが、菌が陰性になっても妊娠に有効かどうかはまだわかっていません。

  東洋医学的な考え方ですが、菌の反応がなくても炎症があるととらえ、

  清熱解毒薬という漢方で妊娠しやすくする方法はあります。


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