話題の蛋白質と妊孕性の関係 について
欧米人に比べてアジア人は以前から統計的に妊孕性が劣っています。
欧米人が蛋白質を多く摂っている事に起因します。
蛋白質が不足しがちなアジア人は細胞増殖などの代謝が悪くなり、
妊孕性が落ちてしまいます。
不妊患者の多くは35歳以上の代謝が生理的に低下している方が多く、
特に体外受精などで良い卵が採れない方には、
この傾向が強い事が分かっています。
不妊患者の卵の質を良くする最も大切な点は、
良質な蛋白を十分摂取する事です。
具体的には卵や青魚、お肉、大豆製品をおおく摂る事が必要です。
注意してほしい事は、植物性蛋白にはアミノ酸から蛋白質を
合成を開始するときに必要なメチオニンというアミノ酸が少ないため、
メチオニンを多く含む動物性蛋白質を一緒に摂るように心がけてください。
メチオニンを多く含む動物性蛋白質
○鶏肉○牛肉○羊肉○マグロ○カツオ
私たちの体は赤血球が120日、皮膚が30日、胃や腸などの粘膜が
2~3日で入れ替わっており、平均して100~200億の細胞が
入れ替わっていると言われています。
これらの細胞の入れ替えを支えるためには十分な量の蛋白の補充が
必要になります。
※お肉を食べれない方は、無理されないでください。
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