スキップしてメイン コンテンツに移動

35歳の方から出産の報告をうけました。抽選会もやってます。


今年も残すところわずかとなりました。

本日より、「お楽しみ抽選会」を開催しておりますので
ぜひ、ご来店ください。
3000円お買上ごとに一回空くじなしの抽選ができます。


先日、出産の報告を受けましたので許可をいただき掲載いたします。







◎ 35歳、結婚2年、不育症を乗り越えご出産


妊娠の経験はなし。1年前から産婦人科に通院し、
タイミング法から始めて、排卵誘発剤とホルモン療法で
人工授精を4回しましたが妊娠できませんでした。

漢方薬で妊娠しやすい体に体質改善したいと、ご来店されました。

西洋医学的には原因は無いと月経周期が2 7~2 8日と安定している
ことから「周期調節法」を行なうことにしました。

月経は量が多い、質は正常、色は暗紅色で塊が多い。
月経痛は軽めですが1日前から2日目までの下腹部痛と腰痛。

全体的に体温が低いことと冷えがやや強いことから、
全周期に血液を増やしながら体を温める「当帰」を主とした漢方を
服用していただくことにしました。

月経期には月経血をきれいに排泄するために瘀血をとる漢方薬、
低温期には子宮内膜を厚くして卵子の質を良くする陰を補う漢方

排卵期には体温をスムーズに上げるために理気活血薬、
高温期には高温を維持して着床しやすくするために
陽を補う漢方を中心に服用していただきました。

その後、人工授精を1回試みましたがうまくいかず。
体外受精に進むことにしました。
1回目の体外受精で妊娠されました。

しかし胎児が順調に成長しにくい抗リン脂質抗体があることが
わかり、抗血栓薬と漢方薬を服用することで体外受精2回目で、
無事3000gのお子様を出産されました。

本当におめでとうございます。


※漢方の処方名は伏せさせていただいております。

現在、妊娠でお悩みの方の励みになれば幸いです。

コメント

このブログの人気の投稿

45歳の方の出産のご報告を受けました

GWも終わり、日常がまた戻ってきたという方も 多いようですね。 当店はゴールデンウィーク中も通常営業でした。 そんな中、うれしいことに出産のご報告をしに訪ねてこられた お客様がいました。 45歳での出産で大変うれしく思います。 本当におめでとうございます。 ※漢方服用期間は約1年半 40代になると、妊娠はしても出産までの道のりが遠い傾向にあります。 「卵子」や「精子」が加齢の影響を受けるためです。 年齢を重ねると治療費(漢方薬も含め)が高くなる傾向にあります。 ご予算が限られている方は「質を上げる漢方」をまずはおすすめしてます。 優先順位は人それぞれですが、おおまかに下記のような感じです。 1.卵子や精子の質をあげる漢方 2.内膜や卵巣の環境を改善する漢方   ※冷えがある方は温め、炎症がある方は冷やす漢方薬   ※血の巡りが悪い方、水の巡りが悪い方で漢方が違ってきます。 3.内膜症や卵巣嚢腫がある方は免疫を調整する漢方 4.内服によるホルモン療法を長く続けてる方は肝臓の働きを  改善する漢方 45歳の方の出産までの経過 (来店時の状況) 月経周期は30日周期、月経期間は5日間 寒がり、尿が近い 漢方の桂枝茯苓丸服用中。 体外受精をいている 冷えもあるので、まずは婦宝当帰膠をおすすめ。 (内膜や卵巣機能改善も目的) 婦宝当帰膠は肩こりや疲れに良かったそうです。 質をあげる漢方薬(六味丸ベースのもの)をおすすめ。 体外受精では1つめを戻したがだめで、2つめのグレードの すこし悪い卵を戻して判定待ちでしたが反応なしでした。 AMHはよいようです。 約3ヶ月後 次の体外受精では卵が10個とれ6個胚盤胞。 約6ヶ月後 3個目の移植で妊娠反応。 途中で、他の漢方をいくつかだしました。 その後、無事出産。 45歳でしたが母子ともども健康。

2月20日店休日のお知らせ。今の季節のおすすめ漢方情報も添えて。

 寒暖差があり、体調を崩される方が多く見えられます。 東洋医学では、気の中の身体をガードする働きの「衛気」 を強くすると、予防できると言われております。 生薬では「オウギ」 漢方処方では玉屏風散(ぎょくへいふうさん) がよくつかわれます。 花粉の季節にもよいですね。 日本では「衛益顆粒」という処方がほぼ同じです。 2月20日はサザンモール店休日のため三潴薬品も お休みです。 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

AMHがほぼ0の方の妊娠報告を受けました。

 久しぶりの更新となりました。 不妊治療の保険適応の適応幅も当初に比較すると 改善され様々な治療が受けられるようになってきましたね。 治療にあたり指標となるAMHという値。 年齢とともに少なくなりますが、まれに20代や30代前半でも 値が少なく悩んでいらっしゃる方がおられます。 採卵がうまくいけば、価はあまり関係はないとは言え 不安ですよね。 そんな中、AMH0.2ng/mlの41歳になる方の妊娠出産の報告を 受け、とてもうれしかったです。 漢方薬を数種類服用しながら顕微授精4回目で無事妊娠されました。 基本は子宮内の血を調節する補血活血の漢方 卵子の発育を促す補腎陰陽の漢方 月経時に痛みを楽にする漢方 卵胞期に卵子の発育を促す漢方をプラス 2年ほど服用されました。