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あっというまに10月です。多のう胞性卵巣について。


近頃、更新頻度が少なくなってしまい反省してます。
台風が来ているせいか、気候が安定せず暑い日が続きます。(筑後地方)
 
疲れが取れない方も多いようです。
薬用人参(正官庄)や、天然アミノ酸(コンクレバン)をお求めにこられる
お客様が例年より増えています。
 
さて以前のブログでも書いていた多嚢胞性卵胞(PCOS)について。

多嚢胞性卵胞(PCOS)とは?
簡単にいうと、排卵が起きにくい状態です。
基礎体温では、二層にならず一層の方が多いです。
・なぜおこるのか?
 原因は、男性ホルモンが異常に増えたことによる影響では?と
 
 考えられています。
 
・なぜ男性ホルモンが増えるのか?

 低温期の時には莢膜細胞(卵子を包む細胞)でアンドロゲンが
 作られます。
 
 このアンドロゲンが男性ホルモンのことですが、これを原料に

 女性ホルモンが作られます。

 ですがここで内科的な問題や、ストレスなどによるホルモン

 バランスの乱れ、肥満、血糖値の上昇などにより男性ホルモンの

 産生が増えます。
 
 
・男性ホルモンが増えると排卵が起こりにくくなる理由
 
 卵子を包む細胞(莢膜細胞)が厚くなり、排卵(卵子が卵胞出ること)
 
 ができにくくなるためです。
 
 
※特に、肥満のかた、血糖値の高い方は生活習慣を見直すことも大切です。

・肥満が男性ホルモンを増やす理由

  脂肪にもエストロゲンは存在します。
  脂肪が増えるとエストロゲンが十分にあると脳が認識します。
  FSH(卵胞刺激ホルモン)が少なくなる
  卵巣のエストロゲンが十分に出なくなる。
  卵子がうまく育たなくなる。
  LH(黄体刺激ホルモン)が増える。
  この結果、男性ホルモンが増えてしまいます。



漢方やショウキT-1には、こういったホルモンの乱れを改善する可能性を
秘めています。


漢方を飲まれてPCOSが改善され、妊娠に到った例も数多くあります。

お悩みの方は、ご相談くださいませ。


先日、38歳の方と42歳の方の妊娠報告を立て続けにうけました。

大変うれしく思います。


  

コメント

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