2018年2月16日金曜日

子宝相談を取り組んで10数年。お伝えしたいこと。子宝相談で多いパターンなども。

こんにちは。

三潴薬品薬剤師の生津(なまつ)です。

今回は子宝でお悩みになられる方へ

お伝えしたいことを記しました。


子宝相談でみえられるお客様に

漢方薬は、長く飲まないと効かないという

印象を抱かれる方がいます。

そのせいか

「漢方を飲んで妊娠された方いらっしゃいますか?」

という質問をお受けします。


私が漢方の不妊症を取り組んでから

10年が以上経過しました。

漢方の勉強と同時に、西洋医学の基礎を取り入れて勉強。

振り返ると漢方が少し身体のお手伝いした感じで

妊娠される方が多いように思います。


★不妊症の方で多いのが

① 35歳以上の方

② 体外受精を繰り返し、うまくいかない方

③ 二人目ご希望の方でうまくいかない方

④PCOS(多嚢胞性卵巣)

⑤子宮内膜症、腺筋症でお悩みの方


の妊活に取り組まれる年齢が遅くなった方は、

まず基礎体温をつけていただきグラフに書き込む。

そして、その方の卵巣能力を推測します。

ある程度、月経のリズムが刻まれていたら、

あとは漢方薬がお手伝いして自然妊娠しやすいのです。

できれば、20歳代の方との差、妊娠力の不足分を

身体の土台を漢方で作ってもらえたならと思います。

西洋医学に取り組まれる前に。



②体外受精を繰り返している方・・

お話をお伺いして、場合によっては少しお休みを

おすすめすることもあります。

卵巣刺激による採卵は、やはり身体を消耗しています。

繰り返しなされている方の特徴としては、低温期の体温が

36.5度以上になることが多いです。

低温期の体温が、36.5度以上であると

いい卵胞が成長しにくい傾向にありますです。

そのため、低温期の体温を36.4度以下に下がるのを

確認してから体外受精されることをおすすめしています。

※基本は医療機関の指導に準じます。

③ 二人目不妊の方は、授乳期間が長かったり、

産後の養生不足から起こります。

その点を漢方で補うと自然妊娠の確立が高まります。


④の方は、西洋の食事の傾向が強くなった近年、

とても多くなっています。

多嚢胞性卵巣の方は、卵胞は多いのですが

卵胞が成長できないので排卵がなかったり、

排卵が遅かったりして、タイミングがとりづらい。

お食事指導と基礎体温から見たタイミング指導で

妊娠へと目指していきます。

月経周期が長い方も多いので、焦らないことが大切。

そして、甘いもの、脂っこいものを控えます。


いろいろなパターンがありますが

まずは、妊娠しやすい身体作りを目指します。

人間は、加齢と共に身体は衰えるもの

膝関節の寿命は60歳ともいわれています。

膝の使いすぎ、筋肉量によって個人差はありますが

女性の生殖能力は、14歳から49歳・・

その期間が限定されていることを考えれば

身体を補ってほしいです。

漢方は、長く飲まないと効かない

というのはケースによります。

体質に応じて服用すれば

しっかり効果は実感していただきます。


ご相談お待ちしております。

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