2018年9月30日日曜日

台風が来ています。先日、出産のご報告をいただきました。

台風が思ったより、すごくてびっくりしてます。
今年は、災害が多く大変な年になりました。
台風の進路にある皆様は、ご用心ください。


なにごともなく通過するのを願っております。




先日も子宝漢方のお客様が出産のご報告に見えられ
大変うれしかったです。

載せてくださいといわれたので経過を報告いたします。

35歳の方です。

結婚2年目のご夫婦です。

病院の検査では黄体機能不全で、卵管は正常でした。
排卵誘発剤を内服。黄体機能が弱い傾向なので、
ホルモン剤内服、HCGなどでタイミング療法を繰り返しています。

月経周期は35日で月経期間は5日間。
生理量は少なく、塊はなしです。おりものは(排卵期)多い。
冷え性でイライラ、不安があります。
口内炎ができやすい、疲れやすいなども。

漢方は、良質の血を増やして内膜や卵巣の機能を回復する

婦宝当帰膠

イライラや不安感を取り除いて排卵をスムーズにする
疏肝薬(途中、何種類か替えました)

黄体機能をよりよくする参茸補血丸

途中で、卵の質をよくするショウキT-1を加えました。

基礎体温が最初はギザギザでしたが、高温期が途中から
キレイに一直線になっていったので漢方の効き目を感じました。

5ヶ月ほど経過して無事妊娠その後、順調に出産となりました。

本当によかったです。


婦宝当帰膠は、最近は研究がより一層進んで

人のデータで(通常は動物)内膜増殖、卵巣機能改善などの

目に見えた効果が確認できるようになりました。

40周年を迎えましたが、よい漢方は色あせず残っていきますね。

母から子に受け継がれるよい漢方薬です。


2018年9月25日火曜日

近頃多い「めまい」の相談

朝晩が少し冷えてきましたね。

風邪の方も多く見えられるように

なってきました。


こういう季節の変わり目で多い

症状のひとつに「めまい感」が

あります。

「めまい」にはいくつか種類が

ありますが、有名なのは

メニエールと呼ばれる「くるくる回る」

ような「めまい」です。

この「めまい」は東洋医学でいうところの
水毒と呼ばれるもので、頭部の水分の
病理産物が脳や平衡感覚を調節する内耳
を障害すると起きると呼ばれています。

原因は、季節の変わり目や気圧の変化
(台風のあと、雨が多い時期などが多い)
と言われています。


漢方薬では水を抜く漢方である

苓桂朮甘湯や半夏白朮天麻湯などが

多く使われます。


当店でも使用頻度の高い漢方です。


もう一つは夏の疲れからおこる

身体の気力不足から起こる「めまい」

です。こちらは、立ち眩みようの

「ふらっとする」めまいです。


こちらは、元気をつける「薬用ニンジン」

の配合された漢方を使うことが多いです。

食欲がなく、栄養がとれないかたは

「コンクレバン」というアミノ酸製剤や

酵素製剤を活用すると結果がよいです。




いずれも、漢方の効きやすい「めまい」
ですので、お試しください。


三潴薬品では、3日分よりお出ししてます。




2018年9月18日火曜日

妊娠中気をつけたほうがよいこと。

8月末より、妊娠のご報告を受けることが多いので

妊娠中気をつけることを再度、投稿します。



1.身体を冷やさない事

  腹巻をして、ズボンをはいて下さい。
  靴下を必ずはく事。
  冷たいものを口に入れないでください。
  お腹が冷えるということは、子宮を冷やすということです。
  お仕事の時はお腹にカイロを貼って外出してください。
  (お腹の赤ちゃんが暑がることはありません)
  特に産婦人科にて子宮が冷たい、硬いと言われたことがある方は注意です。
  冷えは逆子の原因にもなります。

2. お手洗いが近くなっても我慢をしないですぐにトイレに行くこと。
   膀胱炎になりやすい時期です。
   また外出先でのビデは使わない事。
    利尿目的でショウキをしっかり飲んで下さい。

3. お腹を温めてください。
   温灸は問題ありません。(電気を使った温熱器は注意をしてください。)
   赤ちゃんがよく動いてくれます。

4.  根菜類を積極的に摂ってください。便秘になりやすくなります。

5. 重たいものを持たないでください。
   病院では通常の生活をしてよいと言われますね。
   通常の生活と言われても困りますよね。
   ゴミ出しやお布団を干したり片づけはご主人にお願いしましょう
 
 6. 温泉や公衆浴場は注意しましょう。
   どこで何をもらってくるか分からないですからね。
   今は免疫力が落ちやすい時期です。

7. 職場で誰か知っていてもらってください。
  膀胱炎、出血によって緊急入院することがあります。
  入院すると一週間以上退院出来ない事もあります。
  仕事に影響が無いように不妊治療を頑張っていたかもしれません。
  しかし、頼ることが出来るなら信頼できる人に頼るのも大切です。
  前もって心配事をなくしておきましょう。
 
8. アルコールの摂取は厳禁です。
  ※過度のカフェイン類(お茶やコーヒーなど)
   も1日1杯程度に
   
9. 甘いもの(白糖)を口に入れるのを避けて下さい。
  ※ほどよくなら大丈夫です。

10.  外泊する時は、温かい格好で。
   お風呂にしっかり入ってください。
 
11. 電子レンジやスマホの利用は最低限にし、電磁波から身を守る。

12. 薬の使用の際はご相談下さい。
    虫刺されの際のムヒにはステロイド入っていますので、ご注意下さい。



神経質になりすぎると、精神衛生上よくはありませんが
できる限りのことは守ったほうがよいです。

特に初期は要注意です。

かわいいお子様と出会えるのが待ち遠しいですね。




季節の変わり目で、体調不良を訴える方が多く見えられます。

はやいもので、9月も半ばになりました。

3連休は楽しめたでしょうか。

この時期は、暑かった夏の疲れや体調不良を

訴える方が多いです。(当店だけではないでしょうが。)


多いのは胃腸関係のトラブルや、めまい耳鳴りなどの

頭部の症状、あと疲労感が強いということです。


秋は身体が暑い時期から寒い時期への切り替えが行われる時期

で、年齢とともに身体の変化についていきづらくなると

不快な症状として現れます。

あと、暑い時期は、冷たいものを食べたい季節でもあり

冷たいものを取りすぎた影響がいまの時期にきています。



この時期のトラブル解決は

①自律神経を調節する漢方薬やサプリを飲む。

 身体が気温の変化に対応するためには
 自律神経の調節が必要です。(簡単にいうと)

②身体を温めて水分代謝をよくする漢方を飲む

 冷えて弱った内臓機能を回復させて、身体の
 バランスを改善させましょう。

この2点をおさえれば、ほとんどの方は回復します。


よく使う漢方やサプリ

「五加参」(自律神経によい、身体を温める)
「苓桂朮甘湯」(水分代謝をよくする。めまい、耳鳴りなどに)

など


人の身体は、千差万別ですので身体の状態を訴えてから
お薬を選択されることをおすすめします。

1日分400円から
おわけしております。

2018年9月13日木曜日

まだまだ蒸し暑いですね。妊娠報告例です。

朝晩は涼しくなりましたがまだまだ蒸し暑いですね。

比較的若い年代でいらっしゃる子宝でお悩みの方には

子宮や卵巣の病態が難しい方も少なくありません。

そんななかの一例を。

30歳の女性の方。

妊娠しづらいとお母様とご来店いただきました。 

結婚3年目。

卵巣嚢腫で卵管を一つ切除している。

卵管造影で少し卵管が狭いといわれた。

多嚢胞性卵巣症候群。高プロラクチン血症(処方薬内服中)

生理痛少し。月経量少なめ(血塊あり)

生理前いらいら、のぼせ、胸のはり。

冷え(足のみ)。疲れやすい。

ストレス感じる。タイミング療法中。


漢方薬を3種類おすすめしました。
(気の流れ、血の流れ、ホルモン系の漢方)

ストレスを緩和させることにより排卵をスムーズ

にさせる目的、血の巡りをよくすることで卵管の

通りをよくし、子宮内の汚れを改善する目的、

補腎薬といわれる漢方のホルモン調節を

うまく行い卵子の発育をよくする目的で

漢方薬を決めました。



その後、人工授精を開始されましたが

体外受精にステップアップ。

採卵したが2個しかとれない。(多嚢胞性が原因)

うまくいかなかった。

免疫系の漢方薬を追加でおすすめしました。


2回目の体外受精(顕微授精)で、妊娠反応がでました。

多嚢胞性卵巣はひどい方は、なかなか改善できませんが

免疫系の漢方を配合することでうまくいくことが

多く報告されています。


待ち望んだお孫さんができてお母さまがとても

うれしそうにしてらっしゃいました。

2018年9月12日水曜日

最近多い卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)の改善例です。

子宝以外でも、比較的相談が多い疾患である

「子宮内膜症」

子宮内膜症の原因はあまりよくは、わかっていませんが

免疫のバランスが崩れたり、子宮内の環境が悪いと

発生しやすいといわれています。


卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)は、卵巣内に子宮内膜

ができてしまう状態です。

卵巣内に液状成分(血液など)がたまり腫れあがり

大きくなると、茎捻転といって卵巣のねじれがおこり

激しく痛むことが特徴です。

※女性の痛みで一番といわれています

※ちなみに男性で一番痛いのは尿管結石だそうです。

漿液性(一番多い)、粘液性、

成熟嚢胞性奇形腫(毛や歯など混じる)

の三種類あります。

不妊症の原因の一つでもあります。


卵巣嚢腫は、卵巣ガンとの関わりも深いので定期的な

検診が大切です。


漢方では、重度の瘀血(血の巡りが悪い)と考えことが多いです。



改善した例をいくつか。

35歳

夏でも、冷えが強い。顔色は青白い。

貧血は少し。立ち眩みがある。

やせ型。舌は痩せて青紫。

卵巣嚢腫と言われたが、治療はまだしなくてよいと

言われたが、不安で漢方を求めてご来店されました。

服用されて、1年近くして病院にいったら

ほぼ消えていたと言われ大変喜ばれました。


血虚(血液不足)の漢方を少しと瘀血(寒凝瘀血)の

漢方をお勧めいたしました。


30歳

顔色は、よい。アレルギーが少しある。

舌はきれいで、淡紅色。歯痕少し。

生理痛も少しある。

あまり異常はないが、卵巣嚢腫があるといわれた。


松節を使った漢方を服用していただきました。

不妊が心配ということでショウキT-1も同時に

服用していただきました。


半年後、検査にいったら消えていました。



卵巣嚢腫は難しい疾患ですが、症状が重度でなければ

漢方薬の服用だけでも改善が見込めます。


ただ、消滅したとしても再発する恐れはありますので

定期健診は怠らずに過ごしましょう。

特にクリニックで不妊治療を受けられている方は

卵巣嚢腫があったことは必ず伝えてください。

ホルモン剤投与で悪化することもありますので。

2018年9月11日火曜日

9月に入り気温も安定してきました。漢方療法での妊娠例です。

今年は、各地で大規模な災害がありました。

被災された方に、お見舞い申し上げます。

九月に入り、だいぶ過ごしやすくなってきました。

この時期は、夏の疲労が出やすい時期です。

夏の暑さで消耗された体には「麦味参顆粒」が

お役に立てると思います。

お試しください。



今回は20代後半の方の妊娠出産報告です。

最近は、若い方も妊活に漢方を興味を示される方

も多く見えられます。


この方は結婚前から検査をしホルモン療法を受けて

妊娠の準備をされてました。

6月に結婚し、翌年の9月頃に出産を希望されました。

漢方を服用開始し着々と体の準備を始めました。

少し疲れやすいので疲れを癒す目的と子宮内膜の環境を

よくするために婦宝当帰膠と参茸補血丸の服用を

おすすめしました。

予定通り妊娠し希望通り翌年の9月に出産なさいました。


妊娠中は婦宝当帰膠を飲まれました。

順調な妊娠で、不妊症とは言えないかも知れませんが、

婚前の検査で、自然妊娠は難しいと言われ悩まれて

いたので、よかったです。