2022年6月12日日曜日

生理が始まっても体温が下がらない状態。

「体温が下がらずに生理がきていて不安です」
というご相談はよくあります。

自然にそういう周期の時もあるのですが、
一部のホルモン剤を飲んでいる方には
よくある状態です。


高温期を維持する黄体ホルモン剤は、
漢方の「陰」「陽」でいうと、
「陽」の性質と言われています。

「陽」の性質は体温を上げます。
なので低温期でも体温が下がるのには
時間を要します。


ホルモン剤は体から抜けるには
少し時間がかかります。

さらに長期間にわたってホルモン剤を飲んでいると
低温期も高温期も両方とも全体的に上がってきます。


病院での不妊治療というと、ホルモン治療になって
しまうので、このような状態になりやすいのです。

体温が高い状態が続くのは卵の質を維持するという面では
あまりよくないと言われています。

漢方では、「陰」を補う「補陰」で、
バランスをとるような対策をしていきます。


ご相談ください。

2022年4月19日火曜日

40歳の方の妊娠の報告を受けました。(甲状腺異常、AMH0.2)

 4月から、不妊治療の保険適用が開始されました。

ただ、保険適応外の治療との併用はできないため

注意が必要となります。


先日、40歳の方の妊娠報告を受けましたので

そのことについて書きます。


奥様40歳、ご主人様42歳

奥様はやせ型で疲労感が強い。

AMHは0.2で甲状腺機能亢進症

(単位は省略してます)

体外受精で1度妊娠したけど残念な

ことに流産されました。


卵子の質をよくする漢方と子宮内の環境を

よくする漢方、疲労感を回復する漢方。

同時に温灸でお腹まわりと腰回りを

温めるということをやりました。


その後、8ヶ月ほどかかりましたが

自然に妊娠されました。

経過は順調のようで安心しました。


おめでとうございます。

2022年3月13日日曜日

理想の朝食、昼食、夕食を考える。

身体の源は食から


健康を維持するための食について。

※例外あり 



朝食、昼食、夕食に何を食べるとよいかを研究した
時間栄養学があります。

まだまだ、研究が進んでいませんが、少しずつ体に
良い食事の仕方が分かってきました。

今回は、いつ何を食べるとよいかを研究成果より
紹介いたします。

朝食は、長く絶食した後なので、体内時計のリセット作用が
強く、インスリンの分泌を促すことができます。

朝食には、でんぷん質の食事をしたときに、インスリンの分泌が
起きることから、ご飯やパンなどの炭水化物の食事が良いと
考えられています。

また、牛乳などのカゼインたんぱく質、大豆たんぱく質が
IGF-1というインスリン様成長因子が良く分泌されると
わかってきました。

この研究から、ご飯と納豆やパンに牛乳などの昔ながらの
朝食がよい食事であることが分かってきました。

昼食については、あまり研究が進んでいないようですが、
午後3時を過ぎるような遅い昼食は肥満の原因になりやすい
ことが報告されています。

高血圧予防には、Na(ナトリウム:食塩)/K(カリウム)の比が
小さいほうが良いといわれています。

カリウムは、野菜や果物に多く含まれ、昼食には野菜の摂取が
少ない方が多く、カリウム量が不足しがちになります。

忙しかったり、ダイエットで昼食を欠食する方がいますが、
昼食を抜いたほうが、夕食後の血糖値が高くなることが
分かってきました。

朝食から夕食までに10時間の空腹で、夕食後の高血糖が
現れやすくなります。

血糖値を気になる方は要注意です。

昼食は、野菜や果物を取り入れたほうがよいです。  

夕食については、過剰な食事量や遅い時間の摂取は、
肥満やメタボリックシンドロームのリスクになることは
よく知られています。

夕食は就眠前の2~3時間前までに終わる必要があります。
そうでないと、摂取したエネルギーが貯蔵エネルギーとして
脂肪蓄積を起こしてしまいます。

肥満を気にしている方には、夕食時間は重要です。

夕食は朝食に比べて、食事誘発性熱産生が弱いので、
熱に反映されにくいという特徴があります。

よって、遅い夕食を回避することで、体脂肪の低減につながる
可能性があります。

特に夕食時には、アルコール摂取を伴うことが多く、
炭水化物の1.5倍のカロリーがあることを知っておく
必要があります。

夜間の睡眠中には、筋肉などのたんぱく質の分解が
盛んになりますので、高齢者は就寝前の夕食には、
たんぱく質を補給すると、筋肉の分解を止めることが
できるという報告もあります。

夕食は、肉や魚を一品入れたほうがよいです。

食事量も重要で、朝・昼・夕の割合が2:3:5の方が多く、
夕食を減らし3:3:4程度の割合にするとよいといわれています。

食事は、健康の源です。バラエティ豊かな食事をすることや
チューブ栄養だけでなく、しっかり胃腸を働かせることも重要です。


2022年3月10日木曜日

春らしい陽気で、過ごしやすくなりました。数年間続いた「めまい」の改善例

 春らしく過ごしやすい陽気となってきました。


春は「木の芽時」ともいい


自律神経のバランスが不安定になる季節でもあります。


その中で「めまい」のご相談が増える時期でもあります。



先日、ご来店くださった60歳男性の方の「めまい」の

改善例をご紹介いたします



長年、ふらふらする「めまい」が続いている。

動悸、イライラ、朝起きれないなどの症状もある。

血圧、コレステロールも高く薬を服用中。


舌を見せてもらうと、白い苔と黄色い苔が厚い。

※これは漢方では、痰濁というお水の病理産物が

 ある特徴的な舌。


痰濁を改善する漢方と気力を与える漢方を

同時に服用してもらいました。


1週間後には、めまいがよくなり、やる気がでてきた

とのことでした。


現在も服用中です。



自律神経のお悩みは漢方で改善することが多いです。

ご相談ください。

2022年2月25日金曜日

春の訪れを感じる日々です。

 急激に暖かくなってきましたね。

梅の花も咲き、春の訪れを感じるようになりますした。


春は、自律神経が寒さに対応する体から暑さに

対応する体に変化させるため、頑張っています。


この自律神経の頑張りに体がついていけないと、

様々な自律神経の異常がでてきます。


眠れない、不安感、いらいら、耳鳴り、めまい

などなど。


こういう状況を改善するのは新薬より漢方薬が

効果を出しやすい場合が少なくありません。


ご相談ください。

2022年2月18日金曜日

季節の変わり目。不眠のご相談が増えてます。

少しづつ、暖かい日が増えていますね。

少しずつ春へ向けて身体が変わる時期です。
「眠れない」とのご相談が増えています。
そこで、中医学(中国漢方)から見た不眠について
記します。


春は生物にとって活動が盛んになる時期。
年度替わりの行事等で多忙になるため睡眠時間が不足し、
寝起きの悪さや昼間の耐えがたい眠気の原因となる
ことが考えられます。

さらに、眠りを誘うホルモン[メラトニン]が大きく関係します。
このメラトニンは暗くなると脳内で分泌され、眠りを誘います。
逆に、明るくなると低下して目を覚まします。
春は朝早くから明るくなるので、メラトニンが
冬に比べて早く低下するため、
ゆっくり眠れなくなり睡眠不足となってしまうと考えられます。



中医学からみると、春は肝胆の季節で、肝は血を蔵し、筋を養います。
しかし、社会人の多くは午後11時に就寝できておらず、
またストレス過多により、午後11時から午前3時までの
[肝胆の時間帯]で、睡眠の質が良くないため、肝血虚に
なりやすい状態と言えます。

肝血虚になると、肝鬱気滞となり、筋も養えず、全身重だるく、
疲労を強く感じてしまいます。

春は、肝胆の時間帯(午後11時~午前3時)で
深い睡眠が得られれば、肝を
養うことができ、[春困]は無くなり、元気になります。


眠れないとお悩みの方は、まずは「酸棗仁湯顆粒」などの漢方で
身体を整えてみるのもよいと思います。



2022年2月4日金曜日

肥満気味の方の妊活漢方

 立春を迎え、春の兆しが少しづつ出てきたような

気がいたします。


「肥満」というと聞こえが悪いのですが妊活を

されている方の中には、対策を取ったほうが

よい方もいます。


肥満になると漢方学的には「瘀血(おけつ)」が

関係すると言われています。

「瘀血(おけつ)」はわかりやすく言うと血の巡り

が悪い状態です。


肥満気味の身体は卵巣機能にも影響を与え、排卵が

しづらくなることもあります。


痩せるというのは少し難しい方でも「瘀血」を改善する

漢方薬を服用したり食生活を変えたりすることで

卵巣機能をよくすることができます。


三潴薬品では、冠元顆粒や通導散、桂枝茯苓丸などを

おすすめしてます。