2018年5月9日水曜日

梅雨と不妊の関係について


今日は、数日ぶりにお天気がよくなり

過ごしやすい気候になりましたね。

梅雨入りがもうすぐですが


毎年梅雨の時期になると


「生理周期が乱れた」
「安定していた基礎体温が変化した」
「生理が遅れている」

というご質問やお問合せが増えます。



『梅雨と不妊』の関係について。


1.気温の変化と自律神経

梅雨時期は湿気が多く気温も上がります。
すると暑くて眠りが浅かったり、ムシムシして不快だったりします。

また、冷房の効いている部屋では急に冷やされて寒くなったりと
寒暖差が激しくなります。

それは自律神経の乱れを引き起こします。

自律神経は一度乱れると、どうしても繰り返しがちになり、
交感神経が優位な状態になります。

自律神経が乱れ交感神経が優位になってくると、肩こりや首こりなど、
本来持っていたものの痛みが強くなる傾向があります。

他にも、頭痛や脚のむくみが気圧に関係することは科学的に実証されています。


梅雨の時期は気圧の変化が激しいので、痛みやむくみを感じやすくなります。


コリや痛み、むくみは気持ちにも大きな影響を与えます。
気分が沈みがちになり、イライラを増幅させます。

そして、この状態は自律神経が乱れている状態。

自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れます。


その結果、生理周期や基礎体温に乱れが生じるのです。

自律神経とは意思に関係なく各気管に作用する神経で、
活動しているときやストレスを感じたとき優位になる交感神経、
リラックスしているときに働く副交感神経


の2つがそれぞれのバランスを保ちながら、体の働きをサポートしています。

ダルさを感じたりやる気が出ないときは副交感神経が優位な状態です。


交感神経を活発にする次のような工夫でアクティブになりましょう。

交感神経を活発に

・目覚めに1杯の水を飲む
・朝日光を浴びて、外気に触れる
・ストレッチをする

逆に、わけもなくイライラしたりなかなか寝付けなかったり
するときは、交感神経が優位な状態。



リラックスし、副交感神経が優位になるようにしましょう。

副交感神経を活発に

・ぬるめの湯船にゆったりとつかる。半身浴をする
・リラックスできる音楽を聞いたり、ハーブティーを飲んだりする
・スマートフォンやパソコンを長時間見ないようにする


2.高い湿度と気圧の低下で血流が悪くなる

梅雨の時期は梅雨前線の影響で湿度が上がり気圧が低下する日が多くなります。

湿度が上がり気圧が低下すると血管が膨張し血流が悪くなります。

その結果、血行不良によって酸素やホルモンが卵巣や子宮に
うまく行き届かなくなるのです。

それが、生理周期や基礎体温の乱れを引き起こすのです。

快適に過ごすためにできること

まずは湿度を下げることが先決。

除湿器やエアコンの除湿機能を利用して、室内の湿気を除去しましょう。


暑さに耐えかねてつい冷房を入れたくなりますが、
体が冷え過ぎるのを防ぐため、除湿機能でガマンしてくださいね。

雨が止んだすきに窓を開け、空気の入れ替えをするのも効果的です。


3.体内の余分な水分

湿度が高いと発汗作用がうまく働かなくなり、体内に余計な水分が
溜まりやすくなります。

妊活の大敵であるむくみを引き起こしたり、食欲不振を
招いたりするほか、頭痛や倦怠感の原因にもなります。

快適に過ごすためにできること

体内に溜まった余計な水分を排出するには、水分代謝を
よくしてあげる必要があります。

・適度な運動をして汗を流す
・夏野菜やお茶など利尿作用のあるものを口にする
・冷たい飲み物を飲みすぎない
・常温以上の水分をこまめに摂る
・エアコンに頼り過ぎず、扇風機なども取り入れて暑さをしのぐ



・たんぽぽ茶ショウキT-1を飲む

たんぽぽ茶ショウキT‐1には毛細血管を拡張させ腎機能を高め
利尿作用を促進する働きがあります。


4.1年で最も冷える時期?

妊娠力の大敵は「冷え」ですが、梅雨の時期は自覚症状の
あるなしにかかわらず、1年の内で最も冷えている時期とのデータがあります。
なぜでしょうか?

1.水分代謝が悪くなる

特に梅雨は湿度が高いのせいで、皮膚呼吸がしづらく汗が出に
くくなるので体内の水分の代謝が滞りがち…
その結果身体に余分な水分が溜まります。

その水分が冷えを引き起こすのです。

2.気温の変化についていけない

蒸し暑いかと思うと雨が降って肌寒くなる…

それが梅雨の気候の特徴です。
このような気温の変化に身体がついていかず冷えを引き起こします。

また、エアコンをかけ始めたり薄着をし始めたりする時期
でもあり、つい油断をして身体を冷やしてしまいます。

以上の原因を踏まえて、梅雨時に妊娠力を低下させないため
には下記のような習慣をとりいれてくださいね。

自律神経を整えるため、夜更かしは避け十分な睡眠を。

ヨガやストレッチなどで血行を促しましょう。

半身浴やウォーキングで適度に汗をかき、血行を促しましょう。
(水分・塩分の補給も適度に)


靴下・腹巻は必須です。ただし頭部やうなじは冷やしましょう。


天候や気温に合わせ、上着やスカーフで小まめに体温調整を。


甘いお菓子はできるだけ控えて、梅雨の時期に良い食べ物を食べましょう。


梅雨の時期に良い食べ物

みょうが・大葉・梅干し・ジャスミンティー・桃・さくらんぼ
冬瓜・とうもろこし・金針菜・ハモ・大豆・空豆・小豆


長くなりましたが、ご参考ください。

2018年5月8日火曜日

雨で冷えますね。子宝と検査値について。

今年は、梅雨入りがはやいようで、それを思わせるように

雨が降りつづいています。

雨が降るとやはり、冷えますね。

体調を崩さないように、暖かいものを食べて体調管理しましょう。


今日は、妊娠にかかわる検査数値について記しました。


「なかなか子供が出来ないなあ」と思ったときに、まずは病院で検査

をする、という方も多いのではないでしょうか。

そんな中でも、わかりにくい血液検査について記しています。

血液検査では、血中のホルモン値を測定します。

①月経開始日から3~7日後

黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、プロラクチン(PRL)

エストラジオール(E2)、プロゲステロン(P4)、テストステロン(T)

②着床期(排卵から7日目)

エストラジオール(E2)、プロゲステロンン(P4)

を評価する場合が多いようです。

また、甲状腺機能障害の有無を調べるために、甲状腺刺激ホルモン(TSH)

の検査をする場合もあります。

各検査正常値のおおよその目安は下記のとおりとなります。

LH‥1.8-7.0(mIU/ml)
FSH‥5.2-14.4(mIU/ml)
PRL‥2.4-8.1(ng/ml)
T‥0.2-0.8(ng/ml)
E2‥卵胞期(低温期)は50pg/ml以下、黄体期(高温期)は100pg/ml以上
P4‥卵胞期(低温期)は1ng/ml以下、黄体期(高温期)は1ng/ml以上

これら数字が意味することは非常に複雑であり、

例えばLHが高いから、漢方がなにがよいということは言えません。

ただし、比較的考えやすい数値と漢方の関係について

以下に述べてみます。

< PRLが高い>

高プロラクチン血症と呼ばれます。

漢方的には「気滞(きたい)=気の巡りが悪いこと」の場合が多く、


炒麦芽(いりばくが)などの生薬が良く使われます。

理気薬とよばれる、柴胡などが入った漢方と併用することもあります。


<FSHが高い>

25mIU/ml以上であると排卵誘発が難しいと考えます。

漢方的には、「瘀血(おけつ)=血の巡りが悪い状態」と


「腎虚=生命の源が弱い」がある場合が多く、

丹参製剤や水蛭、補腎剤などを良く用います。

最近では琥珀製剤やタンポポから抽出した糖鎖を使用したお茶

も有効なデータが出ています。

<P4が低い>

8ng/ml以下であれば黄体機能不全が疑われます。

漢方的には「腎陽虚=腎の温める物質の不足」


である可能性が高く、補腎剤の適用となる場合が多いです。



今回は、検査値と漢方の関係に触れてみましたが、

不妊治療の場合、非常に幅広い情報から、

対処法を検討します。

よって人それぞれ、適したお薬が変わります。

ぜひ一度相談してみて下さい。

2018年5月3日木曜日

ゴールデンウィークです。ショウキt-1について。


ゴールデンウイークですね。

お出かけするには最高のお天気ですね。(九州地方)

三潴薬品はゴールデンウィークも営業中です。

5月6日(日)のみ漢方相談はお休みです。

営業はしております。

よろしくお願いいたします。



4月はバタバタしており、ブログの更新もしてませんでした。

子宝の新規ご相談が多く入り、様々な方とお話をさせていた

だきました。

皆様に新しい命との出会いがありますことを

お祈り申し上げます。



今回は、子宝相談でもご紹介させていただいております

「ショウキT-1」について

メーカー様のご報告がありましたので、掲載いたします。

不透明なデータの多い健康食品の中でも

有効性を示す確かなデータが売りの「ショウキt-1」

ご参考になれば幸いです。




日本最高峰の不妊治療クリニックご協力のもと、432人分の患者様

のデータを取る事ができました!

通常40〜42歳の妊娠率は平均約「5%」ですが、たんぽぽ茶「ショウキT-1」を

飲用していると妊娠率が「14%」と跳ね上がっています。

また43歳以上の妊娠率は「1%」ですが、飲用していると「12%」に

跳ね上がっています。

低温期(生理期も含む)に毎日4包高温期に毎日2包(一カ月平均毎日3包)を、

飲用した結果です!