2017年5月21日日曜日

AMHが低いと お悩みの方へ。



ここ数日、夏のような気温が続きますね。



熱中症対策をしっかりしたいところです。



5月も子宝相談でご来店される方が多くみえられます。



今日は、AMHについて。



AMHって聞いたことありますか?




AMHとは




AMHは「アンチミューラリアンホルモン」の略で、発育過程にある卵胞から




分泌されるホルモンです。




この値を測ることによって卵巣内にどれぐらいの数の卵子が残されているかが




ある程度予測とされています。




そのため、検査の結果が良くないと「妊娠できる可能性が低いのでは」と




不安になる人も多くいます。






但し、これはあくまでも卵子の数を予測するものであり、卵子の質については




全く関係ないです。




数が少なくても質の良い卵子であれば妊娠の可能性はじゅうぶんにあるので、




あまり悲観的になる必要はないと思われます。




ただ、数も少ない上に質も良くないとなれば当然妊娠は難しくなるので、




少しでも卵子の質を高めるための努力はしておいた方がいいですね。




個人差はあるものの、卵子の質は年齢を重ねるごとに落ちてきます。




20代と30・40代の女性の妊娠率に大きな差ができるのはこのためで、




仕事を続けたいがために妊娠を先送りにしていた女性が不妊に悩む




ケースが少ないことが記事になっていました。





卵子の質を高めるには




卵子の質を高めるには、体を温めることが大切です。




体が冷えると卵巣の機能が低下して良い卵が育たないので、十分な睡眠・栄養バランスの




とれた食事・筋肉を鍛える運動を心がけて体温を上げましょう。




また、生殖細胞の呼吸装置である「ミトコンドリア」の数を増やすのも効果的です。




新陳代謝を活発にして細胞分裂を促し、質の良い卵子づくりをサポートしてくれる




ミトコンドリアは、不足すると必要なエネルギーを生み出すことができず、




卵子の元になる卵母細胞の傷も修復できなくなります。






対策としては




まずは、身体を温める簡単な方法として温灸があります。




ほんのり温かく、皆さん体験した事のない温かさに




リラックスされています。






また、ミトコンドリアの数を増やすものとしてたんぽぽ茶です。




沢山の種類が発売されていますが、




たんぽぽ茶ショウキT-1の有効成分であるアミノ糖は、細胞の中で




ミトコンドリアや小胞体に作用して、細胞を活性化する働きがあります。




それが卵子の活性化にもつながると考えられています。





2017年5月9日火曜日

漢方周期療法での妊娠です。



ゴールデンウィークも終わり、日常が帰ってきました。



連休中も漢方相談のお客様より妊娠出産報告をうけました。



かわいい赤ちゃんの写真もいただきました。



おめでとうございます。




今日は、漢方周期療法を使った方の妊娠報告をご紹介します。



子宮内膜症・子宮筋腫・排卵障害・着床障害と言われた方です




年齢は40歳でした。



基礎体温は低温期と高温期がはっきりしない。体温の上下が激しい。 




月経は茶褐色のかたまりが出るだけで、鮮血の日はない。




顔はほてりやすく、下半身は冷えている。上半身に汗をかきやすい。 



イライラして興奮しやすい 疲れやすい。便秘がひどい。 食欲がない。




などのお悩みあり。




まずは 体に起こっている問題を改善するための漢方薬を用い、




基礎体温や月経の状態が改善されたところで、本格的に漢方を



開始します。




このかたは、子宮内膜症と子宮筋腫で内膜の状態がかなり悪く、



非常に着床しづらい状態でした。




そのため、よい血を増やし、血のめぐりをよくする「婦宝当帰膠」を



毎日服用しつつ「血をめぐらせながらほてりを取る効果」もある 



漢方薬を続けて使い子宮内膜を正常な状態に戻す手助けをしています。






そして月経が終わってから排卵までの約1週間は女性ホルモンの働きを高める




「高級生薬を使った補陰の漢方薬」 高温期には 「体を温め、体力をつけな



がら血を補う」漢方薬を用いたところ、かなり質の良い卵子が育つように



なりました。




このかたは、無事着床したあとも、内臓の状態はやや不安定で



ときどき出血がみられたため




流産を予防するための漢方薬をのみ続けていました。



めでたく無事に出産されました。

2017年5月2日火曜日

近頃、多くみえられます。「ばね指」と漢方治療。

春だからというわけでもないのですが、

近頃、「ばね指」で相談にみえられる方がちらほら。

「ばね指」は

 指がうまく曲げられなくなったり、伸びなくなる症状です。

指を動かす腱の周辺を覆っている腱鞘の炎症から痛みや

動かしにくいという症状が出てきたりします。

もともと良く動かす部分は単純で頑丈にできているのですが、

指を良く使ったり、手首を使ったりしていくうちにこの腱鞘に

炎症が出てきてしまい、つらい思いをされているという方も

多い症状です。

病院では鎮痛剤や傷んでいる部分に注射をして炎症を抑えたり、

どうしてもの場合は手術をします。

しかし再発してくる方も少なくありません。


漢方薬にも、「ばね指」に効果のよいものがあります。

「麻杏薏甘湯」

という漢方をよく出します。

この処方は肘から先や足首から先の単純な筋肉の構造の

部分のところに使われる処方です。

炎症をとる働きもあります。
ばね指や腱鞘炎の場合はこの処方にうっ血を解消する

「田七人参」を併用します。

お悩みの方はご相談下さい。

ゴールデンウィーク中の営業について。

5月に入りました。

先月は、年一回のお得なイベントに多くのお客様が

ご来店いただきまして、ありがとうございました。

さて、

ゴールデンウィーク中の営業ですが、

三潴薬品は、通常営業です。

漢方のご相談も通常通りです。

よろしくお願いいたします。