2018年8月2日木曜日

猛暑が続きますね。 血虚について(※漢方用語です)


8月にはいって、ますます暑くなった気がします。


熱中症が、国民病みたいな感じになってきましたね。


外出時は、どうか無理をなさらないでくださいね。



先月も、赤ちゃん生まれましたと見せにきてくれた

お客様がいらっしゃって感激いたしました。

生まれて間もない赤ちゃんは、ほんとかわいいですね。

これからの成長が楽しみです(^^♪



今回は、「血虚」について

子宝相談をしていると、多いのは「血虚」体質の方。

「血虚」とは、血液の「量」や「栄養」が足りない体質を言います

漢方では、「補血薬」というもので、整えていきます。

しかし、実際に血が増えるのでしょうか?

2Lの血が3Lになるって事はあるのでしょうか。

血液検査でみているのが血の「量」だとすると

漢方で診ていくのは、血の「質」です。

「血虚」を数字で出すことはできないのですが、

自覚症状として

・冷え症、手足やお腹が冷える

・顔色が悪い

・乾燥肌で小じわが気になる

・眠りが浅い

・髪にツヤがなく、枝毛、抜け毛になりやすい

・貧血になりやすく、めまいが起こりやすい

・生理の量が少なくなり、生理の周期が長くなりやすい

・便意はあるが、出にくい

・爪が薄くて割れやすい

・疲れやすい、立ちくらみ

・血圧が低い

・気分が落ち込みやすい

これらが「血虚」の自覚症状の一部です。

※全部があてはまるわけではありません。

これらの症状が、「補血薬」を飲む事で

改善されてくれば血虚が改善された、という事になります。

数字で表しているのではなく、自覚症状で割り出して

いくものなので数字はないのです。

でも「身体が 楽 になる」、という事実が存在します。

血の量が充分であれば、疲れにくくなり、

朝起きるのも 楽 になってきます。

生理痛も 楽 になります。

子宮内膜の増殖や、頸管粘液も増やすくなります。

病院で診てもらって問題がないと言われているのは、

数字で測れる部分です。

漢方では、数字で測れない部分を改善してくれます。


あとは、無理をされないようにゆっくり休むことも

大切です。

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