2018年10月10日水曜日

不育症について  子宮頸管無力症と言われた方のご相談。

10月に入り、少々バタバタしてました。

気温の変化や台風での体調不良のお客様が多く

みえられました。

子宝相談の中でも、まれにある不育症のご相談について。

先日、不育症でお悩みで漢方相談を受けた方から

出産のご報告を受けました。

かわいいお子様と巡り合えて非常にうれしかったです。

その方は数回流産を繰り返し、病院では、「子宮頸管無力症

ではないかと診断された方でした。(中期以降の流産の原因の一つ)

漢方でなにかないでしょうか。と言われ2種類の比較的

臨床データのとれてる漢方を二種類飲んでいただきました。

(当帰の入った漢方と艾葉の入った漢方)

無事に出産できてよかったです。




意外と多い流産・不育症

「妊娠経験者の約4割に流産の経験があり、16人に1人が不育症」

妊娠初期流産・・・多くは受精卵の染色体異常(先天異常)
中期以降  ・・・子宮頚管無力症など母体側の原因

続けて2~3回流産した場合は、専門の医療機関を受診しましょう。

漢方での流産対策

①元気な受精卵をつくる・・・補腎をメインとした漢方
②ホルモンや自律神経を整える・・・疏肝をメインとした漢方
③子宮内環境を整える(ふわふわの栄養たっぷりの子宮内膜ベットを作る)
              ・・・補血、養血、活血をメインとした漢方
※西洋医学の診断に対応した漢方
  血栓ができやすいタイプや免疫性異常の場合
           ・・・活血薬や免疫を調整する漢方薬を使います。


もし流産したら…
 「小産」(小さなお産)と捉え、3ヶ月~半年は心身を休めて回復に努めます。
  流産はつらい経験ですが、「最終的には8割以上が出産に至る」という報告も
  あります。
  
 漢方やサプリ、灸や鍼などの東洋医学的アプローチをご一考ください。
 きっとお役に立てると思います。
 

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