2017年4月20日木曜日

最近よく耳にします 「多核胚(たかくはい)」 とは?

今年は、寒暖差の激しい日が続きますね。

またまた、久しぶりの更新です。

あす(4月21日)まで、風船割りイベントをやっています。

3000円お買い上げごとに1回、できます。

中から、割引券が出てくる、とってもお得なイベントです。



春は、子宝相談が増えます。

今回は、体外受精や顕微授精をやっている方向けのお話しです。

「多核胚で移植できなかった。」ということをよく耳にします。

では、多核胚とはなんなのでしょうか。

 体外受精でも、顕微授精でも。

 受精したら、すべて赤ちゃんにつながる「良い卵」ではありません。
 受精はしたものの、赤ちゃんになる前に細胞分裂が止まることもあります。

受精してから二日目は卵が4細胞になっている事が理想です。
そして、4細胞の細胞1個1個に、本来なら、「核」が1個ずつあるはず。
 この「核」はとても重要で、私たちの身体の表面から内部まですべての
「遺伝情報」が保存されている場所です。
大抵は細胞1個につき、1個の核が含まれます。
ところが、卵の細胞の中には、核が2個以上ある「多核」と呼ばれる細胞が

時々出現します。
この「多核」の卵が問題で、「遺伝情報」が含まれている「染色体」を調べてみると、

多核の場合、8割ぐらいが異常がある。
そして、2割ぐらいは正常な卵も存在する。

だけれども、「多核」で「正常」な卵を胚移植しても、妊娠率はほぼゼロだそうです。

論文では、
「受精して二日目に多核を確認した場合、胚移植も染色体検査もする必要はない」
となっていました。


この「多核胚」の原因は、はっきりとはわかっていませんが、『卵子の質』と

の関係を言われる先生もいます。


当店の「ショウキT-1プラス」や「亀鹿仙」は卵子の質を

よくする働きがあるといわれています。


体外受精や顕微授精をする際には、力となってくれると思います。

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